2月1日の相場を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日本株は前日の上げを消化、グロースも引き続き弱く指数は売られました。が、良い点はボラの落ち着きですね、小動き程度です。
アメリカ株は重要決算前に上昇。引け後の決算では、アップルは難しいですがメタとアマゾンが無事にクリア。特にメタは初の配当発表、そして日本とは規模の違う500億ドルの自社株買いを発表。アフターで10%を超える上昇ですね。持っていてよかった。
この時間外の上昇を見て日経も動きますが、当然基本的にはプラスですね。ちょっと火曜の決算でムード悪かったので、改めて。ただ注意点は、円高で方向的には短期的に円高方向ですから、円安で買われた分は少し警戒必要かも。
これでアメリカはエヌビディア以外は注目決算終えましたが、日本は実はここからという印象もあるので、チェックしましょう。油断すると、あおぞら銀行のようになってしまうケースもあるので、どの銘柄セクターでも決算は警戒必須ですね。
その銀行ですが、配当の廃止は恐ろしかった。アメリカの商業用不動産があまり良くないというところで、アメリカの地銀もまた色々噂が出ていますが、やはり長期で見ると地方銀行は怖いです。
個人的には、例え配当良くても長期で地銀は保有したくないという思いが一層強まりました。巨大銀行なら耐える力や、コネがあるので安心ですが。地銀は保有資産の額や中身は違うので、安心感は下がる印象。
ただやはり銀行の話は金融不安にダイレクトに来るので、あまり良い材料ではないのは確か。アメリカはUPSが雇用を切り始めていること含め、景気悪い話も目立ち始めてきたので、2月相場という事も含めて楽観視は避けたいですね。今回の決算で良い方向へ向かってほしいですが、何でも買いではないと見ています。