2月6日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、指数は上げて終えました。ハイテクセクターが少し弱く、QQQは実は下落で終えていますね。
ここから考えられるのは、利益確定でしょう。メタやネットフリックス、エヌビディアなどが下落し、それでも指数は上ですからね。50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これも前日は大きく減りましたが、一気に戻したところを見ても買戻しが考えられますね。
まぁ決算時期なので、数字次第で調整からの上げ、もしくは下げが起こるのは当然のことです。ただし、ナスダックはまだ5割まで回復しておらず、ここ最近では比較的弱い状態です。この環境で強い銘柄も売られると、実は嫌な展開だなとは思います。もちろん、次の相場に移行する前には、このような動きは当然出ます。
金利の動きは落ち着いており、これは株には悪くない材料。上げたのはヘルスケアやバイオで、半導体は下げました。出遅れ物色もそろそろ起こるでしょうかね、この日のセクターの動き的にはプラスなはずのイーライリリーも実は売られています。これも上げてきた分と考えて良いでしょうかね。
好決算で上げた銘柄が、今は利益確定見られます。問題はこれがどこで止まるかでしょう。素直に買える材料であった好決算銘柄でも、当然売られはするのでサポートラインを見たいですね。確認できれば、また投資したい人も行動するでしょう。
指数を見ても今は横ばいの動きで、調整の時期ですね。弱くはないので、キッカケ1つですが、次の先導株探しという局面でしょう。一応はエヌビディアやスーパーマイクロが強いですが。これに続く企業探し、それが今行われていると見ています。焦る必要はないでしょう。