3月19日の株価振り返りと今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、指数は日米ともに悪くない動きです。が、中身が実は悪いのですが、それはこの後書いていきます。ラッセルのみマイナスで、金利高の株価弱気が続いています。FOMCまでは変わらないでしょう。
さて、日本株は素晴らしい上昇を見せていますが、まずは下げていた分の買いのサポートですね。配当に向けて、これだけ下がっていれば買っておこうという投資家の心理も理解できます。自分のように、株の利益だけなら、結構事前にもう売られたと思うので、短期的な売り枯れの可能性かと。
それから、日銀の政策発表で事実上の利上げも出ましたが、円安へ一気に行きました。海外投資家は日本を買いかぶりすぎ、強烈な利上げなんてできるわけないのですが、円高に向けた強気な円買いからの事実売りか円安へ。FOMC次第でまだ値動き荒そうですが、いったんは。
アメリカ株の中身ですが、これは悪いです。この日の指数の上げはアルファベットやアップルでしょうか。メタも良かったですが、テスラも気になる動き。ただ、基本的には下げていたビックテックですね、マイクロソフトなどは軟調、エヌビディアは終盤に売りも見られ印象は良くないです。
指数自体も最後は売りが強く、場中の印象とは少し変わりましたね。ラッセルのマイナスに見られる通り、弱気の指数かなと。金利高は怖いですね、今はインフレ再懸念フェーズと言えそう。円安日本株価高はあっても、今は米株は軟調。
50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これもS&P500は横ばいの7割ですが、ナスダックは4割台でこの日減少、つまり中小型、利益の薄い会社は弱いというところです。相場の中心だった仮想通貨関連も弱く、AIも何でも買いではなくなっています。むしろ、この動きは歓迎ですがね。
さて、色々書いていますがまずはFOMCで1つ答え合わせをしたいですね。日銀もそうですが、結局値動きが重いのは先行きが不安定だからこそであり、日銀の利上げでも株が上がることもあります。答え合わせからの、ある程度先が見えるかで株の値動きは決まりやすい。
今は最近の強い数字がでる指標から、インフレに対して不安な声も出ています。それはつまり、投資判断を迷う人が増えているという事で、目先の方向を示すであろうFOMCは重要ですね。ここ最近の中では一番注目されると思うので、いつも通りですが深追いせず、ロスカットなど資金管理はしておきましょう。幸い、FOMCは場中なので有効な策になりますよ♪