10月31日の木曜日、相場を振り返りつつ今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日米ともに重いですね。アメリカは選挙直前、日経は明日3連休前でおそらくさらに重いと思いますが、日銀会合も影響したでしょう。
先物の動きを見ると辛い、米株軟調で加えて軽く円高、日経を買う理由はあまりない他、決算もあるので実はイベントだらけ。半導体はSMCIへの信頼不振やAMDの決算後下落が響いた。さらにメタやマイクロソフトも決算後先物が軟調、これは相当重たいかなと。
という事で赤信号ではないものの、黄色信号は出てるかな。まぁ決算が重いよりも、期待が大きすぎたことと、それを理由にした決算前の調整にも見えます。メタにしても価格自体は決算前の調整内のレンジで、悲観的ではない。
とはいえ、この相場を引っ張る銘柄の失速は気になるし、利益あれば一部でも売るだろうと。むしろ買いはあまり入らないよなぁ。という思惑はあるのでキャッシュが減っていた人は回収するのも手でしょう。逆にかなり現金があれば少し入れるのも実はアリですが、少しリスク出ます。
巨大運用会社はこういう時にポジション解消しますからね、特にエヌビディアのように買っておくべき銘柄は、率先して売って利を取ります。これがその後、例えば選挙通過後に出尽くしという形で買い戻されます、まぁシンプルな流れですね。
自分は今キャッシュ4割と少しですが、解消するものはしっかりあるので5割はそれで超えそうです。上がれば利益が出るし、逆でも半分以上は買うための資金を持っています。もう遊びの相場は冷めている印象で、小型株も落ち着いているので警戒ですね。
個人的な予想ではありますが、ここからVIXが上がると思います。次にわかりやすい買い場があるとすれば、それが一度上がって再び落ち着くタイミング。それが年末ラリーにつながるのかなと。10月相場は想定以上に調整無かったですから、22年を考えると、11月の前半か今週かでポイントが来るでしょう。選挙なので今週は推奨できませんが、資金を残しておき買いタイミングを待つ、流れは変わった印象です。