5月の相場がスタートしていますが、ここまでのザックリとした振り返りや今後について書いていきます。エックスで主にポストしていた通り、現在は新規投資ポジションの追加は検討外ですね。つまり、買い増しは少しあっても、新たな銘柄は考えていないと。
FOMCを控えた今は小動き、ここは様子見の買いや売りが散見され、材料ない銘柄は大きな動きなし。ここで新規ポジションを買うのは、少しリスクが高い。一方で、すでに下げたことを考えると予想通りなら安心で一旦は買いもあり得ると。
新たな買いというよりも、売りで利益を狙った人の買戻しもあり得ますね。決算で動いていれば、それは素直なので問題なし、その上げ幅もFOMC次第で多少は影響あるので注意。SMCIなどは一度下げですね、ここまでのトレンドを見ると、残念ながら下げを消す材料にはなれなかったと。すでに投資済みの人は、買い増しも見られますが。
AMDもここで復活なればと見てましたが、今はマイナス評価ですね。終わってみれば、実は日本の半導体企業の方が決算の勝率は高いかもしれません。台湾セミなど含め、まさかの下げです。悪いところを探して売られていますね。買戻しはいつでしょうか。
マイクロソフトのその後の動きも軟調で、メタなどよりはマシという評価で、必ずしも良くはない動き。市場環境が悪く、多少の戻しで売りが入るので、まだ上値が重いです。もう少し調整の期間が必要で、今週のイベントの多さも影響受けるはず。ただし大事なのはFOMCでしょう。
ある意味では、半導体バブルも金利の下落が期待されてのもの、利下げ期待後退が影響大きそうです。また、ドル円はこの結果で大きく動くので、ここも注意。もうすでに介入もあったので、為替と株価のダブルの悲劇も一応警戒でしょう。
現在自分はキャッシュ7割程度まで増やし、投資先は中長期目線のみ。それも多くは巨大企業で、小型は金利高もあって投資する気にはなれません。50日移動平均線以上の銘柄数も、ナスダックは3割以下、かなり勝率の悪い相場で、ごく一部の好成績銘柄以外は弱い。これを引き当てるのは難しく、かなりの場合で現金が最強。
せめてポジションは5割程度、さらなる下げでもむしろ歓迎できるポジションサイズなら、問題ないでしょう。ミネルヴィニ氏もダウのショート持っているようなので、まずはこれが解消すべきと判断されるまでは弱い相場でしょう。自分もナスダックや225を見る限りまだ弱気です。新規ポジは控えます。
今週は少しTOPIXも悪く、小さいですが調整を見せます。225はすでに調整、グロースは下落トレンド中という印象。ナスダックも調整り、これはもう少し待ちですね。日経はGWもあり、場中の決算や引けにかけてリスクオフでの売りは警戒というか、頭に入れておく。
早ければ2週間後が狙い目と見ますが、それも最短であり指標やイベント次第。為替も少し荒いので、穏やかさを待ちたい。この荒波を無理に迎える必要はなく、他の人に穏やかにしてもらい、狙い定めて投資したい。長生きの秘訣は、結局無茶をしない。ボラの激しいところは少し冷静に判断し回避、方向出るまで待つのも相場と思いましょう。