7月22日の火曜日、相場振り返りと今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日本は選挙からの3連休明け。ドル安に加えて、選挙結果からも石破総理継続で円高へ。仮に総理変更、そして高市氏あたりなら円安予想もありましたが、路線変更ならずで少し円高。アメリカの市場からもドル安で、ドル円は円高に。
円は今後の政治動向次第で少し変わりそうですね。現金給付や減税などが金利に影響を与える可能性が大、仮に何もなければ期待が消えて円高方向予想です。あとはもう日本からの材料はないでしょうね、アメリカの動向チェックで終わるかなと。
可能性の1つとしては、夏枯れ相場で株売りの円高、これは関税ショックなどからもわかりますが、結構連動しているので株が下がれば円も高くなりそう。単純にドルが売られるからですね、これは円が強いわけではない。
そしてアメリカ株は、今重い理由が分かりやすく決算様子見。テスラとアルファベットが同日にありますし、ここまで金融も動いたので警戒の相場に。ネットフリックスも調整にあっているので、期待値高いと少し時間が必要なチャートになるかもしれません。
感覚的にはテスラは他の材料で比較的下がったまま、アルファベットもビッグテックでは少し割安感ありで、これらがどの程度の数字を出し、どの程度売り買いされるのかは注目されるかなと。また、ガイダンスも気になりますね、会社からの見通しは重視されるはず。
ASMLが弱気で売られ、台湾セミは強かった。AI企業もそろそろ回収をそれなりに見せなければ売られそうですね、エヌビディアは確実に稼いでいるからこその評価、活用して成長していることを示し、来季も期待させる数字が必要でしょう。
これらと同時に今回は関税に関する部分も意識される決算。各企業がどのような見通しで、どのような戦略を持っているかを確認したいですね。ここで株が崩れれば素直にボーナス終了から夏枯れ相場入りでしょう。すでに昨年は同時期に崩れていたので警戒。アノマリー的には、まだ買えるものの、期間は長くないと思うので資金管理の徹底、そろそろ本格的に行う事を推奨します。腹八分目、満足するのもアリな時期。

