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2019凱旋門賞の結果から日本馬の勝利を考える!勝ち目は果たして

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凱旋門賞が、2日前の日曜深夜に開催され、大注目だった3連覇のかかるエネイブルをゴール前でとらえたヴァルトガイストが優勝。2着は当然エネイブルで、3着には人気の一角ソットサスが入り、別ブログで公開していた本命ジャパンは4着でした。

日本馬3頭の中で最先着はキセキの7着、武豊騎手は人気薄の馬で6着と健闘しましたが高い壁はいまだに崩れず、今年も厳しい結果を残しました。このまま日本馬はこのレース勝てないのか?

勝つためにはどうすべきかを改めて考えると同時にその可能性について書いてみようと思います。まぁ正解のない話題ですし、一つの考えとして見てもらえればと思います!

凱旋門賞と日本馬の相性

そもそも競馬を普段しないという人には、同じ名前の競技というだけで全部同じだと考えるでしょう。ですが名前が同じなだけで、実際は舞台によってかなり差のあるスポーツ。芝1つ見ても、日本と海外では大きく違い、同じような活躍は難しいという現実があります。

わかりやすい例では、凱旋門賞を好走した馬でも、日本のG1では勝負にすらならない可能性が高いという結果が、過去を見ても分かっています。より詳しく書くならば、日本はスピード重視、海外ではそれ以上にスタミナが要求されたり、パワーが必要だったりする。

日本で最強とも呼ばれたディープインパクトという馬ですら、この凱旋門賞では3着まででしたから、難しさはわかりやすいでしょう。この時は病気があったことを忘れてはいけませんが、それも含め海外遠征は難しい。

日本の馬場は、さらに進化していましてスピード競馬は止まりません。つまり日本で活躍する馬が海外で走れるかと言われると、一概にそうですとは言えないのですね。極端に言ってしまえば、日本でそこそこの馬でも、もしかしたら海外では大活躍するかもってことが結構ある。それが競馬なんですね!

活躍した日本馬を考えると

例えば、日本馬でも惜しい結果を残した馬は何頭かいます。近年ではオルフェーブルと言う3冠馬が2年連続で2着という結果ですし、エルコンドルパサーナカヤマフェスタも同じく2着。勝ち切れてはいませんが、全く可能性がないわけでもないんですね。

注目したいのは、オルフェやフェスタが同じお父さんという事。これは両馬ともステイゴールドという馬の仔で、ゴールドシップなども同じ父親。クセのある馬を多く出し、戦う気持ちやパワーを強く受け継ぐ傾向にありました。

また、この馬が現役の際には日本では2着や3着が多く、ドバイや香港の大きなレースで活躍し、世界との相性が良かった名馬でもあります。つまり、こういった特性が確実に引き継がれるものであると証明になりました。

一方で、エルコンドルパサーという馬はパワーがある走りで日本でも活躍。しかし目標を早くに設定し、海外に滞在するという選択をしました。これこそ、日本馬が凱旋門賞を勝つためのカギであると考えます。

ステイゴールド産駒のような、この地でも活躍できるような馬ならば前哨戦1つでかなりチャンスを大きくできるでしょう。しかし彼もすでにこの世を去り、その可能性は低くなりました。その中でこのレースを勝つには、これまでのローテを考えなおす必要がある

その中の一つが長期滞在。馬の作りを変えるくらいの、環境変われば人や馬は変わるという事で、ここに合わせた調教をすることがマイナスになることは考えにくい。海外馬のレベルも高くなっているので、これくらいはしなければならないのかもしれません。

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凱旋門賞を狙うなら本気度を上げるべきか

最後になりますが、この最高の舞台で勝利するには相当力を入れる必要があるでしょう。ヴァルトガイストの勝利は、偶然とは言えないし、エネイブルがそれでも2着だったという事で力は相当。このレベルの馬と現地で戦うには覚悟もいるでしょう。

本気でここを勝つための馬を作る、でなければ勝利は遠いと考えるべきでしょう。オルフェやフェスタのように、ステゴ産駒という日本でも海外でも走れる馬がいればそれに越したことはない。しかし現状、それクラスの馬は見つかっていません。

そうなると、日本で走れない馬を基本的には生産しようとは思わないでしょうし、その結果凱旋門勝利は難しくなる。どちらも走るなんて、そんな贅沢な馬は数多くいないでしょう。だからこその覚悟です。

もう世界で走らせられる馬づくり。リスクある考えですが、本気で目指すならそうしなければならないほど、世界の競馬も成長しています。調教法なども、出来ることは恐らく多くあると思います。無駄な挑戦だったと思わないような、そんな成長や可能性の進歩を楽しみにしたいですね♪

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