10月14日のアメリカ株ですが、ダウは1.34%の下落、ナスダックは3.08%の下落という事で前日の有難い上昇を簡単に消しました。
本当に簡単に、ですよね。目立ったのはここまで弱かった半導体関連、エヌビディアが主役ですが、CPI後に4%上昇しましたが、この金曜日1日で6%以上の下げでたやすく戻ってしまったと。テスラはもっと恐ろしく7%を超える下げ。
もう上下が酷いですよね、ハッキリ言えば投資していなかったことに安堵しています。こんな相場を乗りこなそうと思えば、1日の上下で精神やられますよ。バフェット氏の言う通り心の平穏が重要、それがリスク回避につながるという事ですね。
ここまで比較的強いアップルも売られましたが、週足で見ればまだ比較的強い。とはいえ、全体が弱すぎるので強く見えるだけで、昨年までのような強いという言葉とは、全く意味が違うでしょう。
さて、VIX指数は0.25%の上昇となりました。人によって感じ方は違うでしょうが、個人的には指数の下げと比べるとそこまで上昇しなかったなと。これが恐ろしいところで、今年の傾向を考えるとダラダラ下げに繋がりそうで嫌だなと思います。
コロナショックでは一気に突き抜けたVIXですが、今年は全然はじけず。爆発すれば一気に戻すというのがシナリオですが、それが起こらないのが辛いところ。40ないと投資できない、いや50だと言う人もいるみたいですが、なかなかその時が来ませんね。まだじっくり下げても不思議では無いという動きです。もちろん、それが100%起こるという事も無いですが。
ただ1つ言えるのは、今の水準ではまだ投資できないという事で、今週もスクリーニングして銘柄リスト作りましたが投資は見送りです。慌てる必要はないですからね。冷静に相場を見ていきましょう。小さなチャンスよりも大きなチャンスを待ちます。