5月15日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日経225は0.81％の上げ、マザーズは0.24％の上げで終了しました。毎日書いていて思うのが、マザーズが弱いなという事。
以前から書いていますが、マザーズが嫌いじゃないチャートというのは本当です。今もそうですが、下げた日でも、もしくは、下髭をつけるような動きでも、底値は切り上げていますよね。上値も限定的ですが、これはボラの縮小であり、大きな動きの前のチャージ段階。
上がるにしても、下がるにしても、この調整の動きは多くの場面で見られており、重要な値動きとなります。今はかなり縮小傾向にあり、大きな動きの前兆と見てイイでしょう。ただし、どちらに動くかは予測でしかないので、決めつけで動かないように注意ですね。
ただし今日の動きだけで見れば、とりあえず10日移動平均線をサポートに上で終えたので、悪い印象では無いと。225は金曜日のブレイクアウトのような形から、続伸という素晴らしい結果で終えました。月曜にしては、出来高ありそうですね、決算の影響もあるでしょう。
さて、スクリーニングは60銘柄ヒット。思うのは、成長株が少ないという事で、指数通りの展開ですね。買われているのが、指数に影響大きい巨大企業という事で、成長よりも安定と、まぁ日本株は避難先かもしれないという印象です。
アメリカの経済見通しが難しい、中国は成長が鈍化している、そんな中で成長が遅れていて、それでも遅れた分の成長期待が見込めるとなれば、日本への投資も嫌じゃないのかなと。また、円安効果はあるでしょうね。
PBRが低い割安銘柄も、巨大企業にまで多くあるのも魅力かもしれません。増配続く会社もあり、そういった材料は十分すぎるほど評価されています。
決算相場ですが、ツイッターを見ているとストップ安も話題になっており、これはある意味仕方ないというか、決算相場らしいなと。値上がり銘柄の動きと、値下がり銘柄の動きがかなり極端で、20％以上の動きも珍しくなくなっています。
自分は基本的に、損した時の対処を考えて投資しているので、決算ギャンブルはかなり悲観的に見つつ、資金との相談をしますが、それを推奨します。資産の半分を一気に前日に入ったりとかは、正直ギャンブルなので怖いですね。
しばらくは、ドル円の動きとアメリカの政策発表、指数で動きそうですね。避難先としては日本が評価されているので、これは嬉しいところ。ただ成長という点では、マザーズが上がっていないので、別の評価と考えるのもシンプルかな。アメリカのように、成長企業が評価されれば、日本の未来も非常に楽しみになりそうですが、期待しましょう♪
