10月12日のアメリカ相場と、13日の日経の動きを簡単に振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.1%の下げ、ナスダックは0.09%の下げとかなり少ない動きで終了しました。
CPIを前に予想されていた通り小動きで終了、取引も少ないですね、学校で言えばテスト前日というか、準備期間という感じでポジション整理の1日でした。一部材料や決算で動いたような銘柄もあるようですが、基本は小動き。
ナスダックはここまでに売られていたので、整理は少なかったかなと。ただ金利が上昇するパターンでは、ダメージが大きいのはハイテクなので注意ですね。とはいえ、救いのない相場になると思うので、その場合は全ポジションで痛みがあるでしょうが。
気になるのはVIXですが、今回は上昇中にこの発表があるので、パターンとしてはこれまでと少し違います。個人的な考えですが、いっその事嫌な数字出て、跳ね上がってくれた方が痛みのある期間は短くなる気がします。40が目安かな、これを待つ人も結構いると思います。
ミネルヴィニ氏がインタビューで答えていた資料では、10月から反発兆しを見せその後上昇していくという説明。今回恐怖指数は良い感じで上がっており、緊張感はあるので瞬間的に上がることで、下げるパターンになれば良いかな。
13日の日経は同じような動きで、取引金額も少なかったですね。ここまで調子よかった旅行関係が利確の動き、レストランなども少し下げる感じで終えました。今儲かる企業少ないですから、利確の動きは納得です。
インフレの酷い場合は利上げ積極的と判断され金利上昇から株は売られる。気になるのはドル円で、まだまだドルが強くなるので、その場合は介入がある場合も考えられます。今回はすでに前回の介入時の金額超えてますから、勢い増せば介入するかなと思いますね。
ただし、それでドルが上がらなくなるかと言えば、正直それは無いだろうと。なのでいったんインバウンドが売られる場合は、押し目と見てイイでしょうかね。ただし、根本的にVIXが落ち着かない限りは、自分は投資を避けたい。
上昇を取り逃す心配よりも、リアルなダメージを気にしたい。上下の激しい期間に入るのは精神的にも辛いので、間違った判断もしやすくなります。バフェット氏も心の平穏を大事にしていると言ってますので、冷静に取引できる時まで待つべきかなと思いますね。ただ、そろそろ休みは良いかなと思いますがw