5月30日と31日の日米株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは-0.15%でナスダックは+0.32%でした。日経225は-1.41%でマザーズは+0.06%で動き無し。全体的に弱い相場でしたね。
そもそも、日米ともに偏った株価相場になっており、分かりやすい上昇相場にある銘柄は買われるものの、そうでない企業からの資金移しなのかもしれません。AIブーム、半導体買いだと、エヌビディアを筆頭に買われているわけですが、それらがなければ下げてます。
それが見えちゃった相場かなと思いますね、休めば指数も弱くなってしまうと。50日移動平均線以上の銘柄数ですが、S&P500もナスダックもまだ50以下、前者は4割以下ですから、ほとんどがチャート悪いというのが理解できます。
これは今の話のなので、言い換えれば、焦らずとも、まだ今後買い検討が出来る銘柄が半分以上あるとも言えるのです。今、含み損銘柄を大事に抱えていたりする場合は、その時に投資できず、我慢の日々が続きます。投資タイミングの大切さを感じますね。
もちろん、資金を残してあり、長期投資でこまめに資金を動かすタイプならそれでも問題ないですが、トレンド転換からの上昇を狙って投資する人などは、特にタイミングは重要。それこそしっかり損切り入れるなどは、しましょうね。
また、半導体も永遠に上がることはなく、売り買いのタイミングが重要なのは同じなので、無敵では無いです。最強だと、月まで行きそうだと言われ始めたら、利確していく、自分を納得させる決断も振り返れば重要だと気が付くでしょう。
半導体は全体的に上がってますが、素晴らしいガイダンスの発表はエヌビディアくらいで、他は比較するとそれほど強気では無いです。付き合って上がるのも嬉しいですが、喜びすぎないことですね。こういう時、下がる銘柄は本当に一気に下がるので、確定する時の勇気は今の倍以上になるかもしれませんからね。