5月31日のアメリカ相場と、6月1日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは-0.41%でナスダックは-0.63%で終了。日経225は+0.84%でマザーズは-0.08%で動き無し。
振り返れば、もう日経225はアメリカに左右されないなと。むしろ、アメリカ株の下げがリスクから日本への資金という事で、プラスになっているのではとも思います。投資資金を溜める動きは世界中で起こっていると思うので、限られた資金の流れはリスクヘッジ、分散という形で日本にも来ていると思います。
ドル円は142円を超えずに一旦の下げで130円台に、しかしこれも材料待ちで1つ出れば一気に上を目指す可能性はあります。ダウはかなり小動きになってきている印象、日本のマザーズに近いですかね、ただこれも比較的高い位置にはいますから、その点は違いますね。
ナスダックは半導体、AIブーム上げなので、それらの銘柄が少し休むと、指数に影響。エヌビディアなどが売られた影響ですね、ここである程度売られ、それでも妙味と買いが入るかを見たい人は多いはず。
ミネルヴィニ氏もフォーカスリストにいれたという事で、この動きは待っているのではないでしょうか。というか、あまりにも他に面白い銘柄が少ないですからね。相場は結構弱気というか、かなりリスクに備え長期での保有をしていない印象です。
一方で日本は景気後退をまだ感じさせず、政府は金融緩和継続やPBR1倍割れをなくせと、自社株買いなどを推奨。増配もしているし、国ぐるみで相場を動かしているので、上がるなら何でもいいと海外から買いが入ります。
このムーブは、少なくてもアメリカの先行きがハッキリする、ドル円の動き次第ですがこれらが大きく動くまでは変わらないのかなと。ただ繰り返しますが、日本の成長力を評価というよりは、安定性や、国ぐるみの政策が評価されている印象で、強気の買いではないなと思います。
日米共通していますが、強気の買いではないので、もし投資していてある程度利が出れば満足して少しずつ確定させるのはアリかなと。もちろん、長期で持っているなどの場合は別ですけどね。新たな上昇相場に向けては、まだ下げが少ない感じもあるので、絶好の買い場はまだこの後という可能性は忘れないようにですね♪