10月19日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数とも下げて終了。パウエル議長の発言や、テスラやネットフリックスの決算で相場全体が大きく動いた1日。
パウエル議長の発言中は上げたり下げたりでしたが、その時以上に下げて終えています。議長の発言後、FRBメンバーの発言もあり疲れる1日でしたが、とりあえず事実は金利高。当然の株安で反応、弱い相場が続きます。
ネットフリックスは大幅上昇も、ここまでの下げなどを考慮するとまだまだで、結果的に陰線で終了。伸びきれない、売り圧の強さも感じさせますね。テスラのように少し弱いところへは売りが多い。連日の下げに短期的には売られすぎのサインも出ますが、買う人がいるかですね。
嬉しいのか悲しいのか、久々のVIX20越えで終了。ハイボラの環境ですが、ここを数日耐えると次の相場が始まるという印象もありますね。時期的には年末相場を意識、こういう風に歴史は繰り返すのでしょうか、タイミングは悪くないですね。
問題はアップルなどの決算で、崩れると指数にも影響大なので頑張ってほしい。50日移動平均線以上の銘柄数ですが、S&P500は21まで減少、ナスダックは2割を切り再びかなり低い水準まで戻しています。
多くの銘柄がチャート的に弱く、50日どころか200日が相手という銘柄も多いでしょうから、強気相場入りにいは相当時間が必要そう。とはいえ、次の先導株は幾つか候補があり、現時点でも耐えている企業は幾つかあります。もちろん、その数はかなり限定的ですが。
今の印象として、耐えているが上がれないので売られる、という事が多い感じですかね。セットアップは良かったが、タイミングを逃し一緒に下げてしまう。そんな銘柄が結構あるので、辛いですね。
そんな環境なので、投資する際にはリスク最優先で考えましょう。良い調整が出来ているから絶対に上がる、全力買いだと。そうは考えず、打診から。今は荒波ですから、個人のペーペーが容易に近づく環境では無いです。乗れる波を待つ、VIXも上げているので、余裕の持てる範囲で投資、穏やかになるまで待つのも1つの手でしょうね♪