11月16日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数とも小幅にマイナス。マザーズが一番耐えていますが、大きな差はないですね。1週間単位で見ると、225が最も上げています。
しかし今回注目するのはTOPIXとマザーズです。これまで当サイトでも書いているように、先週の小動きから今週も似た動きで推移しています。これは待っていた調整の動きで、上値と下値のラインをかなり限定した値動きになっています。
これは次の相場を作るうえで重要なイベントで、ここをきっかけに大きな動きになるとトレンドが見えてきます。日本株で言えば、年初や4月後半の動きですね、これらの後にブレイクがあり、そのトレンドが継続して上昇していきました。
もちろん、これは下に行く可能性もあるので、くれぐれも上と決めつけて全力買いは避けたいところ。当然、それで取れれば利益は増えますが、そのギャンブルは投資でしようとは思いません。決算ギャンブルに似たものなので、注意ですね。
225に関しては、大きな値動きになっておりアメリカに似た印象です。ファストリや半導体が上がれば当たり前のように上がるので、一部で大きく動きます。全体を見るうえではTOPIXの上昇に期待したいですね。その指数が良い動きになっているので、楽しみだと。
この時期から上げるとなれば、クリスマスラリー、年末相場という事ですね。毎回書いてますが、年末調整には注意しつつ、現状はいくつか打診買いの形で投資するのはアリでしょう。アメリカの指標を見る限り、買っていいタイミングかと。注意は利下げですが、年内は問題ないはず。
日本株も金利の影響を見るならと、銀行株は少し遅れてますね。UFJの決算もそうですが、金利上げの期待で上げていたので、こういった一部銘柄、セクターは上げ下げの中身を知っておくのも大事かと。まぁ最終的にはチャートですがね。
木曜日のアメリカ株が軟調なので、金曜日という事も加味して売りで終えそうな印象ですね。そうなるとかなり小動きな1週間になりそうですから、まさに調整ウィークの完成と。エヌビディアの決算も意識ですかね、よければブレイクして綺麗なチャートになりそうです、応援しましょう♪