6月最後の相場ですね、米木曜日と日本の金曜相場を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、マイクロンの決算はやはり救われずに売られました。行って来いという1日の動きでした、ただし買われる動きも理由はあったので、総悲観ではない。
あの決算で売られるのは事前の期待が大きすぎたことで、半導体やAIが稼ぐまでに想定より時間がかかるという事が現れた結果でしょう。エヌビディアも同様に売られましたが、こちらは急騰からの理由探しの確定売りという印象しかないです。
アームなどは上昇しており、やはりエヌビディアは売られてもその分他にも資金が動き出しているという結果。上値の上昇余地の推測、上がりやすそうな方にお金を移しているという印象です、これも投資ではあるあるですね、長期で見ると結局軸となる企業が勝ちますが。
今日はアメリカでバイデン氏とトランプ氏の討論でしたが、市場の結果・受け取り方ですとトランプ氏の方が優勢の模様。まぁサプライズは個人的になし、思いのほかバイデン氏の調子が悪すぎたなという結果ですかね。風邪だけが理由ではないでしょう。
この後は指標が金曜らしくいくつか出ますが、警戒感は少な目。自分もそうですが、こういう時こそ守備力というか意識が弱く、予期せぬ動きも時に見せるので余裕がある人は注目ですね。まぁ金利と先物の動きを見るとある程度の理解は出来るでしょう。特に金利ですね、落ち着いてきているので激しくならない事を願います。
日経は225も好調ですが、グロースが素晴らしい動きですね。上昇入りの中で予想できる値動き、仮に下げても悪い印象はないです。225も超えてほしいラインは超えましたし、1週間で見ると悪くないです。まだ安心できる状況ではないですが、1つノルマクリアという感じですね。
今日の気になる決算ですがナイキでしょう。これだけ大きな企業でブランド力もありますが、決算ミスでサプライズあれば14%の下落を時間外で見せています。来年についても言及しており、そちらの方が評価されてますね、結構弱気でした。
ライバルブランドにも苦労しており、市場的にも少し弱まるという予想でした。これならまぁ、売られても仕方ないかなと。22年のメタやネットフリックスも同様ですが、この企業ならすぐに戻ると、安易な判断はしない方が賢明ですね。
もちろん、長期目線ならこれらは事実戻しましたが、その間の投資可能な資金は減ってしまうので、ある程度のところで半分回収したり、小さな損で全部売るなど損切りルールや、決算ギャンブルの怖さを忘れないようにしましょう。投資は守備の先に利益があると、個人的には考えています。未来が見えるなら別ですけどね♪