6月30日の日曜日、1週間の簡単な振り返りと今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、引き続き全体的には半導体の調整でしたね、スーパーマイクロなどが指数のリバランスで下落して終えていますが、それ以外もエヌビディアなどが軟調。
上半期のパフォーマンスは群を抜いているので心配ないですが、AMDなどは芳しくない事を考えると、何でも買いではやはり無いかなと。アームなどが代わりに注目されたと言っていいでしょう。
指数はそれでも上を目指しており、高値圏で引けました。強いと一言で言えば終わりですが、中身を見ると50日移動平均線以上の銘柄数は50を割ったままで半分以下。VIXは異様に低いですが、今日と欲望指数は恐怖からノーマルに戻った程度で弱気ですね。
ラッセルも好調な印象でしたが、週足で見るとまだ調整レベルで、ここから上に行けば強いなという感じ。どの指数もそんな印象で、この保ち合いをブレイクできるかが来週の注目の1つです。
その点で言えば日経225も面白い局面に。2か月程度のレンジ相場から上を目指し始めました。もう少しはっきりしたトレンドを待ちたいですが明るい兆し。TOPIXはもっといい印象で、すでに今年の高値を目指して進んでおり、先物を考えると超えて終える可能性がありますね。
半導体の調整が影響してか、バリューなども上昇してきている印象です。世界で見ても比較的バリューと言える日本株は再評価されているかもしれません。まぁ円安効果の可能性は十分考えられますが。160円越えですからね。
来週の注目点はやはりブレイクできるかどうかですね。調整のような動きが日米あったので上に行けば面白い展開が続くだろうと。少なくても悲観するフェーズにはならないでしょう。ただし金利がまた上を見ているのは1つ警戒。高値圏ですからね、ダブルトップは回避してほしいです。