9月17日の火曜日、相場振り返りと、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは堅調でナスダックが少し苦戦、というよりも調整の真っただ中。そろそろ落ち着きそうな雰囲気も感じさせますが、結局はイベント前なので当然と言えば当然。
そろそろ空売りも買い戻しでしょうし、かといって新規で大きな買いのポジションも増えないでしょうね、なんといってもFOMCがあります。3連休中に出た0.5ポイントの利下げ、これが実際にあるのかの答え合わせ。
これについてですが、Xでも書いたように個人的には無いかなと思います。可能性はもちろんありますが、今の数字を見る限りは必要なのかなと。139円台にドル円が行きましたが、まさにこれが原因で、という事は0.25なら多少戻しもあることになりそう。
これは株も同様ですが、この利下げ期待でも実際にナスダックは上がっていないので小型は別にして株はまだもう少し苦労しそうな印象。まぁ9月ですからね、繰り返しですが最も弱い期間、考えてみればアノマリー通りな相場を見せています。
となれば、結局選挙後のアノマリーで上昇を期待するべきかなと。まだもう1回の底を見せる可能性に警戒して、新規ポジは現在取らず。買い増しも我慢中、下手な下落は食らいたくない、それも今は円高でダブルパンチになります。
ダウが上がっているので、取れている人もいるでしょうが、そんなのは放置。他人を気にして相場を張っても魅力なし、マイルールで淡々とこなしていきます。そういう点では、投資は孤独な作業ですねw
日経はダウのわりに上がらず、今日は下げましたが幾つか要因がありますね。まず半導体の調整に巻き込まれ、寄与度が大きいところの下げ。ただトピックスも下げたので、同時に円高の影響もまだしっかり受けていると。それでも、以前よりは限定的な印象はあります。
今テーマがあるとすれば、円高恩恵銘柄ですね。自分の場合は前から防衛企業も狙ってますが、テーマとしてはこの1つくらいかな。ニトリや神戸物産などが分かりやすい、また航空や船などの銘柄も円高で費用が縮小するので良しとされます。もちろん、飲食もありかと。
日米ともに、今は重要イベント前の調整で上下すると思います。個人的にはちょっと勝率が悪い気がするのでやはり9月末を待つという、下手な行動で大きく下がる可能性を高めることを回避します。頭と尻尾はくれてやれ、言葉は有名ですが、実際に行動するのは実はメンタル的にも難しい。それを実感するここ2年間ですね。