12月18日の水曜日、相場振り返りと、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、アメリカ株も日本株もさすがに落ち着いています。やはり中銀ウィーク、まずは水曜FOMCですね、利下げ確率は相当高い。
それを織り込みつつの値動きですが、ドル円は少し円高へ、株価は調整下げ、本来は利下げで上がりやすいラッセルが大きく下げており、S&P500も軟調で50日移動平均線以上の銘柄数が4割以下へ。ナスダックと比較すると雲泥の差で、これは相場の厳しさを見せています。
夏枯れ相場の時以上に減っているので、これは1つ警戒ですが、まぁラッセルを見れば理解できる動きですね。思いのほか相場は警戒感が出ており、個人的には悪い動きではないです。浮かれて挑む重要イベントほど、怖いものはないですからね。
利下げ織り込んでのドル円なら、これは比較的まだ円安に強気だなと見て取れる153円以上。問題はイベント通過での急激な動き、これは避けてほしい。
個別株ではテスラが耐えているのでナスダックは堅調、下げたとはいえ十分高値圏での推移。ただナスダックも50日以上の銘柄数は減っており、今は5割を少し上回っているところ。利下げ織り込みの中で考えると、あまり強くないですね。
これには理由があり、指標が比較的強く来年の利下げ期待が弱まっている模様。確かに、今年は昨年の同時期の予測なら複数回利下げしているはずですからね、日本の利上げ含めあまり予想通りにはいっていません。今回はトランプ大統領就任からの期待上げがあったわけですが、警戒に変わっています。
日経はドル円も絡むのでFOMCへの注目、警戒は当然。大きく動いたのは日産や本田、三菱自動車でメリットデメリットから大きく買われたり、売られたりでした。本田下げすぎな気もしますが、個人的にも少し嫌かも。三菱は何も決まってないけど上がりましたねw
機関の大きな動きも減る時期で、今週終わればいよいよというところで、年内最後のビッグイベント。注目は大きく2つで、まずは利下げあるかの答え合わせ。そして重要なのは来年についての考え。朝早いですが起きてみるのもアリですね。