4月3日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日経225は0.52%の上げ、マザーズは1.78%の上昇で取引を終了。一先ず上げましたが、アメリカの動きを考えるとあともう少し欲しかった人も多いのでは。
個人的には、本来はもう少し上げてもおかしくない印象でしたが、午前中の早い段階で材料出ましたね。サプライズでの原油の減産、これにより原油先物価格の上昇を確認。当サイトでも紹介しましたので、細かい部分はそちらの記事で確認してもらえればと。
これによりインフレ再燃懸念がでており、アメリカの反応を待ちたい動きに変わりましたね。特に後場は大きな動き無し。マザーズの上昇はチャートの良さと、ここまでの上がりの少なさがあったかなと。ナスダックの上昇を評価した部分もありますね。
これを書いている時点ではアメリカ株は軟調。金利はそれほど反応せずもインフレで強かった銘柄たちが上げており、今年の動きから昨年のように変わっている感じ。それでも強い銘柄は下げが限定的で、これもまた様子見という感じかなと。
あとから見ればふるい落としにも見えるので、ろうばい売りの必要は無さそう。自然とカットになればそれも仕方ないですがね、条件変われば買い直しもありかと。
日本も石油関連は上がってましたね。アメリカの動きを受けて明日も動くかが注目。銘柄によっては決算含め、買える材料のある企業はあるので、テーマになるかどうかは気になるところ。
せっかくチャート調整されてきたのに、思うように買えませんね。落ち着かないという感じで、金融からの今度はインフレ懸念復活というシナリオ。まぁナスダックは一部銘柄による上昇という事で不安はあるので、タイミングの違いという話もありますが。
マザーズがその影響を受けるのかは気になりますね。無視は出来ないでしょうから、それは仕方ないとしても、最近の日経はアメリカとは連動しないケースも見られるので、23年のうちに独立した強い動きを見せる可能性も一応は期待したい。ただし、期待で買うのは注意ですね。
アメリカは指標を見ると、利上げの影響が出始めているというのが数字で確認できるようになってきています。ここで辞めるかどうかがカギ、日本はそこからの利上げを開始するかどうかが注目点。
もしするならばマザーズは特に注意でしょうが、どうでしょうかね。せっかくチャートは整ってきているので、良いところで強い上昇を見せてくれれば。やはり若い企業には頑張ってほしいですね。