2月25日の火曜日、相場を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、指数は依然として特にナスダックなどが弱め。日経も当然下げましたが、想定よりも耐えていました。38000円先物割れてましたからね、TOPIXが商社などで耐えていたのも特徴。
米株は円高株安で痛い目に合っているところでしょう。パランティアやHIMZなどなど、アップスタートもそうですが好決算からの皆売りで痛いこと間違いなし。だけどね、機関投資家は下がったところから秘かに買い始めます。本当に怖いことにね。
個人的には、全ての銘柄で同じ行動をとる必要もないと思っていて、それが下げてもある程度持っていられるかは、投資した時の作戦次第だと思っています。仮に全てがミネルヴィニ手法で、美味しいところを狙う場合なら当然8%程度の損失で即逃げるのも1つの手。
だけど金額調整のみで一部はホールドしたまま、少しずつ買うのも銘柄次第ではありだと思います。エヌビディアは22年の下げから結果24年まで一気に戻すどころか上げました。ブームのおかげもありますが、仮にドットコムバブルでもアマゾンは生き残り上げてます。
大事なのは資金で、どの程度の現金を持ち、1つの銘柄に下げた時どれだけ入れておくか。これだけは考えるべきですね、資金管理というやつです。これがないと、買い増しも出来ず戻すターンでは指をくわえるだけになります。
また、余裕のない投資はとんでもない損な行動をしがち。バフェット氏は自分が何をしているか分からない時が最大のリスクだと発言しています。パニック売りがこれに近いと思いますが、今のようなムードで全体が売られる時も似ていると思います。雰囲気は感じてます。
金利自体は落ち着いている中ですしね。1か月もあれば、多くの場合はあの下げは何だったのかと言われる時が結構ある。例えば昨年の夏とかね。極端に言えば、あの下げた時に買った分はまだプラスでしょう。理不尽全下げは買いを探すターンです。
現状で言えば、まだ個別を見てもチャートの調整が進んでいる企業はあまり見当たらず、もう少しブレイクまで時間が必要そうです。ボラもあるし、下げた日の出来高が大きく、陽線では弱かったり。ただ、例えばアマゾンなどはそろそろ底付近の動きにも思えます。
株は上昇はジワジワで、下げはそのスピードを超えてきます。売るのは簡単なんでしょうね。仮に今年も上昇するならば、この下げの局面は長くないと思います。ただ、まだ時間は必要。3月の中盤が早ければ注目で、次のリーダーたちが良い動きを見せているかもしれません。

