9月12日のアメリカ株と、13日の日経について振り返りと今後について書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.71%の上昇、ナスダックは1.27%の上昇となり、週のスタートも株価回復で始まりました。
先週から続く株価の上昇、ジャクソンホールからの下げも一旦は終わり、株価は全体的に上げる方向へ向かい始めています。しかし火曜日にはCPIの発表があります。現在は落ち着いた予想か、株価上昇とドルが下げているので、強い数字は出ないだろうという考えが読めます。
その通りになるかは、結局は見てみないと分かりませんから、ギャンブルは避けたいですね。また、FRBはインフレ退治に積極的なので、少しでも悪い数字なら反応も大きくなると思います。一応、アメリカに住んでいる方の意見を見ると、環境は良くなっているという話ですが。
予想されている通りなら、金利は低下、その影響でドル安からの株価上昇が期待できますが、見てからでもいいでしょう。幸い、株は取引き前の発表ですから、冷静に判断できますね。忙しいのは為替でしょう。
13日の日経ですが、これはアメリカほど強い動きは見られず。とはいえ、アメリカほど下げていたわけじゃないので、弱いとも言えません。上昇する銘柄も多く見られましたし、悪い環境ではないと言えそう。
アメリカの動向を確認したいという思惑もあったでしょう、出来高もそれなりでした。投資金額を減らしたリスク管理の相場でした、CPI発表後の明日の取引から、注目していきたいですね。
個人的には、今週の指数発表はここが最大の注目点だと思ってます。悪化という事は考えにくいですが、FRBがこれらの数字を見て判断する以上は軽視できない。特に積極的な発言を繰り返してますから、この日の数字をどう判断するか、まずは市場のジャッジを確認しておきましょう。