1月11日の日米株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日本株は素晴らしい上昇ですが、そろそろ下に置いてきた窓が多くあるので怖いところ。キッカケ1つで調整するフェーズもあるので注意。
アメリカ株はCPI通過後に上下ある動きですが、結果的には戻って終了。しかし、50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これは減少しているので指数よりも弱い印象。エヌビディアが続伸なので耐えているほか、ネットフリックスなども上げていました。マイクロソフトも強い。
一方のアップルは少し弱いですね。当然ですが中国懸念がある中での今の企業価値が認められるのかという点、楽しみなことが多いエヌビディアの方が安いので、買いやすさで言えば今はアップルではないという事でしょう。人工知能で買われるマイクロソフトも同様。
利上げについてはそこまで強すぎる内容でもないという事で多少の安ど感も、今の高値圏での推移を考えると売りも納得ですね。ここ最近の指標はまた弱くないので、ガンガン高値を追うのも怖い、また選挙もあるのでそのニュースでも上下するでしょう。
日本株は明らかにNISAの効果あり。オルカンが買われているほか、想定以上の新規口座開設も言われているのでこの政策は現状成功かと。多くは海外に行きますが、日本へも0という事は当然ないのでプラス評価。グロースが下がり大手が買われているのも納得のところ。
グロースもチャートは悪くないですが、一方である程度のところで買う材料がなくあとは決算で個別見るという感じ。ユニクロが好決算でファーストリテイリングは上昇するでしょうし、衣料品は最近悪いニュース合ったので上値も軽いか。
気になるのは台湾選挙で、その結果どういう内容の発言があるかは注視。最近は日本とのつながりも深まっているので、ここのリスクが全く報じられない相場は少し怖い。半導体やそのほかにも影響はある選挙なので、金曜終わり前に少し売られるのは覚悟。
アメリカも選挙前にすでに2分化されており、この分断は一切影響しないとは思えません。現政権が負けるときは株価も下げており、この上げがどこまで続くかは未知数。意外と株価は上げてますが、懸念事項は多いんですよねw
今は良い波に乗るという事で、重要なのは降りるタイミング。最後まで泳ぐと潮が引けるのに気が付かないので、長期以外での投資に関しては、良いところで売りもアリでしょう。1度確定させて入り直すのもアリですしね。個別によってはまた過熱感見られるので、リスクが低いところを探すのもアリでしょう♪