3月23日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.23%の上げ、ナスダックは1.01%の上昇で終了。しかし、マーケットを見ると強気というよりは、ある程度上がると利確の動きが見られるという印象。
一部の力強い銘柄はあるものの、それ以上に弱気の銘柄が多く下手に手を出すと簡単に資金を失う状況に変わりなし。1月2月が比較的良かった中での悪い材料、それでこの下げなら、実は厳しすぎる環境という事もないでしょうが、大事なのは今とこれからなので。
不安が強いのは円が買われたり、金が買われたりしているので理解しやすいですね。金も今は少し揉み合うでしょうが、ここを抜けると完全に高値なので、それでも金の方が安心と思われているという事で、相場は不安が強いと判断されます。
WTI原油先物ですが、これは前回までの下値ラインが今の上値ラインになりそうな動きですかね。この調子で少しずつでも下げれば、インフレには多少いい傾向です。また、今日に関してもアクセンチュアが1万9千人のレイオフを1年半までに行うらしいので、広がりつつあると。
今はようやく金利上げの成果が出始めているところで、このタイミングで倒産報道、少し水を差されましたが、とりあえずは利上げ。利下げは年内しないという事で、シンプルに信じれば悪くないなと。ただ、パウエル議長はインフレは一時的と言い続けた人ですがw
さて、投資の判断ですが個人的にはまだまだ買えそうな銘柄がなく、我慢の日々です。まぁ我慢にも慣れ、そこまで苦もないですけどね。この期間に見直しを行い、投資機会が減るように少し厳しい判断材料を設けたので、それもワークしています。
ミネルヴィニ氏も投資できそうな企業が少なすぎると言い続けてますから、この判断も大きくは間違っていないなと。買えそうな企業も、今見ると揺さぶられて損切食らっているという話もよく聞くので、ホッと一安心。
出来高増大、加えてボラの激しさもありますから、津波が来るぞと言う中で海を見に行っているような印象ですよね。置いていかれる恐怖との戦いですが、正直大損する恐怖よりはマシかなと自分に言い聞かせつつ、ここは冷静に市場を見ているというのが現状です♪