サッカーJリーグ第11節が行われ、ACLのある浦和とその対戦チーム以外はすべて終了。今節の注目カードは上位勢直接対決のグランパス対ヴィッセルでした。やはり以前から書いていますが、上位勢は好調で負けにくいのが特徴。
早速振り返りますが、ヴィッセルは本当に調子が良いです。攻撃を見ていると素晴らしい状態が分かりますが、連動もするし、しっかり選手の特徴が出ていて面白いですよね。前には大迫選手がおり、収めてくれる。
武藤選手のキープやドリブル、汰木選手の突破からのセンタリング能力など見どころ十分。前半はとにかく押せ押せで、名古屋は攻撃するシーンもありましたが、あまりチャンスは無かった印象。大迫選手のボールが奪えないのは、多くのチームが対戦して苦しむ要因でしょう。
前半1点、後半も先に1点取り2点リードの試合展開、しかし今攻撃力が魅力なのは名古屋も同じ。やはりこのチームに守備メインは厳しいのかもしれません、怒涛の攻撃で神戸のゴールを襲います。遠くからでもシュート、そしてふかさない、名古屋の1点目は枠に飛ばす意味を教えてくれました。
さて、2対1で終わるかなと思えたアディショナルタイム、5分の表示でしたが実際はそれ以上プレイされました。その賛否は確実にあると思いますが、斎藤選手の遅延行為が少なからず影響でしょう、結果的にイエロー2枚目で退場、押される中で1人いなくなるのは流れも良くなかった。
名古屋からすれば劇的同点ゴール、神戸からするとガックリ来るドロー、言いたい事もあるでしょうが、結果は上位対決ドローという事で負けないなという印象です。
その他ですが、鹿島川崎が勝利、不調の中でしたがキッカケあれば戦えるチームでしょうからまだまだ序盤、どこまで戻せるかは注目ですね。ただ川崎に関しては、小林選手の劇的ゴールだったので、まだ今後流れに乗れるかは微妙な感じ。鹿島は引っ張る選手が出ているのでその点では注目かも。
マリノスは絶好調で、上位がドローの内にシレッと単独2位に。横浜FCと新潟は面白い展開で、どちらにもチャンスを感じる試合。新潟は選手温存ですよね、メンバーを結構変えていたので、後半こそ交代で出たものの横浜FCが勝つべきタイミングで勝てました。今年初ですね。
怖い存在となっている福岡が東京に勝利で、まだ上位に残っています。また、横浜勝利により気になる降格争いですが、ガンバ大阪はセレッソとダービー。2対1でセレッソが勝利、ガンバと横浜FCの勝ち点差が1となったので、ヒヤヒヤする展開ですね。
さて、浦和レッズは明日行われるACLの影響で11節も延期。上位がドローにより、神戸との差は勝ち点6なので、一応2試合とも勝利なら並べるという状況。もちろん、全力はACLで使うので、スムーズにはいかないでしょうが、サポーターはまだまだ楽しみあるなと。
しかし、チームもサポーターも欲しいのはACLのタイトルなはず。監督含め、選手も今はいないが繋いでくれた人がたくさんいますからね。これはせっかくアウェイでドローにしたわけですし、ぜひ勝利してほしいです。アルヒラルの応援に触発された本気の応援も楽しみでしょう♪
ではでは、毎回恒例の次節注目対戦カードですが、もう明日からなんですよね。注目は日曜日の広島対福岡でしょう。4位vs5位という事で、さらに広島は神戸次第ですが勝利すれば並べるわけですからね。
もちろん、5位の福岡もここを勝てればかなり大きい意味になるので、全力でしょう。神戸対横浜FCも少し気になる試合で、もちろん見たくなりますが。まずは浦和ですかね、土曜日は全力応援で行きますよ！
