6月18日ですが、1週間の相場を振り返りつつ今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウやナスダック、日経225やマザーズには素晴らしい週だったと思います。アメリカは金曜こそ下がりましたが、上げを考えると気になるほどでは。
アメリカの場合は利上げが停止であるものの、あと2回ほどはするだろうという観測。21年は利上げの発表で大騒ぎでしたが、今や1回や2回で予想が出来るなら株は買いです。同じような内容でも評価のされ方は全然違いますね。
投資において、相場がガクッと来るのは利下げの時期と言いますから、それが少し先延ばしになりそうだという事。ミネルヴィニ氏は、ツイッターにてナスダックなどの強気な上昇に少し意見しており、一時的に上げすぎたので、そろそろある程度の調整下げは覚悟と。
それでも5~8%程度だろうという予測。もちろん、同氏の発言が必ず当たるわけでは無いですが、素晴らしい相場観を持っている人の意見だけに、それは無視できないと。日経225も素晴らしい上昇ですが、材料1つですね。
ただし、日経の場合は金融緩和はまだ続くだろうと。アメリカ利上げなら金利差でドル円は円安に、自然と妙味が出てくるわけなので、買う材料になる。インフレの株高、エミン氏の言う通りの相場にはなりそうですね。
日銀の発表を素直に受け取ると、利上げがあったとしても25年あたりと、まだ先を示唆。アメリカの言う通りに動くでしょうから、落ち着くまでは維持してくれという感じでしょうかね、これは現状では日本株が買われる材料になります。
とはいえ、これも急上げですから調整はあるはず。今のところは1日2日で調整終わり、ブレイクアウトを繰り返している強すぎる相場ですから、続く限りは乗ろうかなと。
ところで、アメリカについては、これもミネルヴィニ氏のツイートからですが上げていない銘柄数もそれなりにあるという事。確かに、200日線以下の銘柄も4割を超える程度にはあるので、この差は過熱感というか、一部の上げすぎを示唆している感じ。
VIXは金曜まさかの下げですよね。株価下げても凄い低い水準で、恐怖感はない。この指数が最近機能していない感じで、まぁボラはそれほど無いのでその点ではあっている気はしますが。
この相場の乗り方ですが、素直に流れに乗れるかどうかでしょう。日本人の多くはボックス相場が好きで、下がれば買い、ある程度戻せば売り、戻ってくればまた買うという流れが多いはず。なので、一気に上げ続けるこの相場だと、眺めるだけという場合もあって苦しいと感じる人もいそう。
エヌビディアなんかは一気に2倍以上ですから、持っている人も怖いと感じる水準でしょうが、今のところ株価の動きからはそれほどそれを感じないと。
大きく失敗しないために、小さい企業よりもある程度大きい企業、特に材料が出ているセクターの1番手や2番手を狙い、素直に流れに乗るというのが良いのかなと。しっかり資金管理して、損切も頭に入れておく。トレンドフォローが強そうですね♪