7月11日の株式相場ですが、目立つのはドル円の動きですね。ここまで淡々と円安方向でしたが、それを戻す勢いで円高方向へ。今日もこれを書いている間に円高進んでいますが、日経は上がりにくいですよね。
大きなところですと、ダウとS&P500以外はトレンドが下方向へ。これは直ぐに下がるというだけではなく、調整の動きになる可能性も示唆するので、そうであったらなぁとは思います。が、円高に関しては、ちょっと勢い強いので続くとなると日経は辛いかも。
マザーズは11日こそ上がっていますが、トレンドは下方向。まだいくらか戻したところでは弱いので、これが続くか、すぐに戻されるか。現状では、まだ力足りない印象ですね。個人的には、保ち合いかなと思います。決算を待つというところでしょう。
TOPIXは耐えていますが、これも一応はダウントレンド転換。今のところは横への動きが強い印象で、まだ弱いとは思いませんが。このドル円の動きでどうかですね。資金の流れが、これまでと少し変わる可能性はあります。
アメリカ株も調整でしょうね、テスラやエヌビディア、マイクロソフトなどけん引してきた銘柄に調整、上ヒゲが増えたりと、明らかに上値は重いので売りと買いが最終的にどちらが勝つか、これも決算後に注目という印象です。
ただ、エヌビディアやテスラは下落トレンド入りはしていないので、そこが本当に強いなと思います。テスラは数日でトレンド変わりましたからね。強気の買いは禁物でしょうが、一方で極度に怖がっている印象でもないのが現状でしょう。
アメリカもカーニバルクルーズやマリオットなど、観光株が良い動きしてきてますね。本格的なアフターコロナ相場といえるかもしれません。ウィンリゾートなどは少し早く良い動きしてましたが、他も連動してきている感じ。
ドル一強時代が終われば、旅行もしやすくなるでしょうかね。長期金利は上昇トレンドも、数日はそれほど強くなく上値見る展開なので、そこも考慮してか。利上げは織り込み済み、という事でサプライズ無ければということかなと。日米ともに調整が主ですかね、まぁ上げて来たので休みは必須。焦る状況ではないので、冷静に見てましょう♪