8月27日日曜日、という事で金曜の相場振り返りや、1週間を考えつつつ、今後について簡単に書いていきます。振り返ると、日米ともに上下の動きがあった1週間でした。まず重要イベント2つ、エヌビディアの決算とジャクソンホールですね。
まずエヌビディアですが、決算後の動きは悪く利益確定の売りで終了。それを受けての関連株はそれ以上の下落、以前から書いているように、やはりエヌビディアが素晴らしいのであって、その他は関連のみで上げている印象。強いのはエヌビディアで、下がる時はそれ以上に下げる印象ですね。
ただしそれは、ジャクソンホールに向けての警戒ありきの動きでした。金曜のアメリカ株の動きは特殊で、前半は金利上昇で売り、しかし買戻しでテスラなどが上昇。ダウやナスダックがどちらも上がっており、週足で見るとこの2週間はある程度大きく下げ、大きく上げたと。
つまりボラのある相場ですよね。落ち着きがないという事で、今は売りと買いが拮抗していると。どちらも需要がある動き、待ちたいのは落ち着きで、そこからのブレイクアウトというのが基本かなと。
プロの買いがそろそろほしいところで、まずは市場へまとまった金額の動きを確認したい。一部銘柄には面白い動きがありますが、当然限定的。50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これもかなり少なく、3割程度なので、その中から選ばざるを得ないという環境。
自分の使うツールでは、ダウはまだダウントレンド、ナスダックは3日前に上昇トレンド入りですが、一応は印象として横への動き。短基線を軸にしつつ、ここから上げていけるなら、強い相場になりそうというところですね。ただ、週足を見るともう少し保ち合いかなと。
3週陰線を見せた後、最後は下髭を付けつつの動き。これ自体は好きなのですが、まだ実体が大きく、小動きになるのを待ちたいというのが正直なところ。日本株は弱い印象、225もダウントレンド継続中、マザーズは説明不要ですね。そろそろ復活してほしい。
ただ、マザーズはプライムを目指す銘柄たちの集まりという印象で、事実成長すれば上がってしまうので、指数としての評価は非常に厳しい。現状は、上がりたいのに上がれない企業たち、そういう形なので、お金を集めるのもナスダックと違い大変かなと。
225も見せかけの良さなら半導体で出来るし、一方でそこが厳しいと金曜のような弱さを見せるのが苦しいところ。TOPIXは一応ダウントレンドも、横への動きに見えるので、やはり違いが出ますよね。全体的にはそこまで弱くない、そう考えてイイと思います。
日本は言ってもGDPが世界でもそれなりに上ですし、ここで中国が不安となれば資金が日本へ来ても不思議なしですからね。再度評価されれば動きそうですし、指数を見る限りは可能性を感じます。9月後半、終盤辺りからあるとすれば上昇相場、来るという考えは変更なしです♪