11月13日の月曜日、日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数とも大きな動きは無しでした。ただし付け加えますと、決算シーズンで個別では大きく上げたり下げたりですね。
資生堂の弱気なガイダンスや下方修正で、一時ストップ安に。その影響から中国関連は少し弱い動きでしたね。ニトリなども下落、半導体が主に上げの要因にはなっていたと思います。金融関連は小動き継続、指数に似ていますね。
さて、その指数ですが3指数とも週足では非常に小動きとなりました。もちろん、材料でTOPIXは少し上下の幅がありますが、225などは比較的穏やか。以前書いた通り、比較的高い位置での調整を迎えており、これはポジティブ。
今後の上げを約束するものでは当然ないですが、個別で見ても調整が増えているように、良い動きのチャートは増えています。実は半導体関連に関しては、まだ落ち着きがない印象ではあります。もう少し出来高含めて落ち着いてほしい。
今は6月から8月の比較的高値でのラインを下支えにし、そのラインで調整の印象。まずはここを割ることがないように願っています。これは株にネガティブな材料がなければ、例えばインフレの上昇などですね、無ければ上げていく前の準備運動のようなチャート。
気になるのはアメリカとの差ですが、今指数を見る限りは日本の方が綺麗な印象。まだ米株は指数も少し落ちつきが足りず、もう1度下のラインを試す局面かなと思っています。日本が先週終えた作業ですね。
どちらも現状、大きな下げトレンドではないという事は変わらないと思います。ある程度の高値と下値の範囲で売り買いされている状況、こういう環境でトレードできる人には最適。ただ日経の場合はそろそろ変わりそうなので、ぜひ上にブレイクしてほしいなと思っています。
今の投資環境ですが、やはり悪くないです。個別で幾つか良い動きもあるので、その中から選んで打診買いなどをしておき、悪ければ切って上手くいっている銘柄を注視してください。その銘柄が、次に来る上昇相場のリーダーになる可能性はあります♪