6月14日の相場振り返りと、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、主役は日銀会合かと思っていました。しかしいつも書いている通り、ショックは突然に。油断している時が一番怖い、フランスのEU離脱懸念が本格化です。
その前に少し日銀会合に触れますが、結果的には今回はサプライズなし、特に大きな変化はありませんでした。利上げについてはそれほどでしたが、相場の終わり、植田総裁の記者会見では触れていましたね。次の会合で本格的に話が出ると。
今回の発表はタカではないですが、会見は多少タカな印象でしたが、終わりへ向かうにつれて段々と円安に。もう少し様子見というムードでしたが、その後一変。ここでフランス絡みの話が出て、結果為替も全戻し、日経先物はかなり下を目指しています。
米株の値動き次第ですかね、こればかりは落ち着いてほしいですが。金曜の先物を見る限りは、ナスダックが耐えており、ラッセルには苦しい相場。この展開に変更はなさそうで、エヌビディア含め巨大テックが支えます。
日経にはこのような軸がないのが辛いですね。アメリカ、中国、欧州と下げれば一緒につられやすいです。ナスダックは窓を開けておりRSIも短期では上がりすぎで、大きさは判断難しいものの、そろそろ横か下への調整はありえます。
その時の下げが日経の最後の調整になってほしいですがどうですかね、希望では投資するのは基本ダメですから、様子見がベター。まだ短期取引を日本株では行っておらず推奨も出来ません。指数はまだ弱い、近いとは思いますがタイミングを待ちます。
アメリカ株は利益確定の動きに注目。特に先導株はかなり上がっており、エヌビディアを中心にそろそろな雰囲気は感じています。そこで持ち続けるか、一緒に利益確定しておくかはそれぞれの投資ルールに沿ってですね。ナスダックはエヌビディア次第、同時の短期調整は考えています。