6月12日の相場振り返りと、今後について簡単に書いていきます。まず日経は売られましたね、特に寄与度の大きい銘柄の多くが売り優勢で、ファストリなどが影響。半導体はエヌビディア恩恵があってか、アメリカも全体的に買われていたのでそこを評価して耐えました。
先ほどCPIが発表され、予想よりも低かったために金利がかなり低下、雇用統計でピリピリしていましたが、FOMCを前に少し冷えましたかね。株は当然安心の買いで、特に小型のラッセルが最も上昇、ナスダックも強いです。
前日はアップルの上げで大きく上げましたが、これに加えてなのでムードは悪くないですね。やはりAIを中心に投資されているのが分かってしまう結果で、ETFでも例えば中心ハイテク銘柄のみのものが年初から大きく上げており、指数をけん引しているのが理解できます。
ここで金利が落ち着くのは、ハイテクにはプラスであり、さらに小型も回復が期待されるので、株価的には通常プラスですが、ここまで大きく上げたビックテックが続いて上げ続けるのかは分かりません。ただし、マイナス材料でもないですが。
日経は円高でも投資されるかが1つカギで、アメリカ金利の落ち着きはドル円の多少の落ち着きも通常あり得るので、株高につられるか、円高で下げてしまうのか、またさらに日本の利上げでどうなるかは見て判断したいですね。これは日銀会合でハッキリするかなと。
さすがに今回無視はできないはずで、注目されるポイントでしょうからね。この後のFOMCが予想通りで、日銀会合で少しタカ派なら、その時の為替や金利、株価の動きは参考のためにも見ておきましょう。個人的には、どこかで認めつつ株は上げる気はしています。