2月4日火曜日の相場振り返り、それから今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、先週同様大きく下げてスタートした月曜相場、日経は世界の悲しみ不安を背負い1000円を超える下落、アメリカも同様の先物の値動き。
ただし、場中にトランプ大統領がメキシコとの関税に関して1か月の延期を発表、少し安堵でドル買い株買いで指数もある程度戻しました。火曜日の日経はこれを受けて少し買われるも、14時に中国の関税発表で警戒、上げ幅縮小で取引を終えました。
という事で、先週はディープシークショック、今週は関税ショックで始まりましたが、これはもう金曜日は警戒されて買われにくい雰囲気ありますよね。月曜大体下げているし、株はリズムもそれなりに大事ですので、この嫌な流れが切れないと厳しそう。
戻しも鈍いですしね、ここでフルポジはあまり推奨しません。自分も月曜寄って少しして買い増しを一部指値で入れてましたが、正直本当に少しです。ドル円も凄い動きだし、とにかく全体的にボラが高い。メタなどはずっと強いですが、こうした企業は一部でしょう。
日経はタイミングいつも悪いので、全ての不安をまず先に受けてますね。なのでアメリカ以上に1日の値動きが激しくなる可能性が高い。過度に下げたり、変に上げては落とされたり。ただ上値を追っていく流れではないかな。為替など安定して初めてという印象。
アメリカもパランティアなどが好決算で気分良かったですけどね、この中国関税でどう動くか、これぞトランプ劇場ですが慣れていきましょう。結構これまで以上に忍耐力が問われる数年間になると覚悟すべきですね、これは前回同様です。
日本はこの後に石破総理などが会談予定ですが、おそらく貿易関連や中国とのかかわりは話に出るでしょう、関税の話も当然軽視できない。それを多少踏まえた値動きではあると思いますが、実際に出れば結果今回のように株は動くので、常に頭の片隅には入れておきたい。
という事で、やはり強気でもフルポジは推奨できませんね。常に買い増しなど出来る余裕は持っておきたい。それくらい油断できない、ボラのある相場が続くと思います。1つの材料でエヌビディアなどもドカッと下げましたしね、高値でも不安定、余裕が大事だと考えつつ投資していきましょう。