ついに本番前最後の公式戦が終わりをつげました。サッカーU-23日本代表のタイでの大会でしたが、結果は3戦0勝。勝ってもグループ突破できないとはいえ、意地や今後へ向けたアピールをしなければならない立場においても勝ち切ることはかなわず。
見ていて正直な感想としては、勝てる気がしなかった。これが本当に本音です。似た言葉を無駄に使いたくなるほど、それぐらい強烈に思いました。そのあたりも含め、今回の記事は書いてみようと思います。まぁ所詮素人ですのでねw
大会ラストのカタール戦
全体を通して、言いたいことは大きく2つ。特に最後のカタール戦ですがまずは審判のレベルでしょう。VARの無駄遣いとまで思えるような判断には、開いた口がふさがりませんでした。
選手たちも、最初のレッドカード含めメンタル的にはかなりダメージがあったでしょう。後半のPKに関しては、ハッキリ言ってその理由を聞いてみたいとすら思いました。確認もなしとは裏を感じてもおかしくないです。
レッドカードの場面では、受け取り方次第でそうなっても最悪しょうがないかなとは思いました。ですがPKの場面は、斎藤選手が完璧なディフェンスをしたようにしか見えず、全く足に行っていないのに反則を取られた。
もしあの場面で本当にチャンスをつぶしたという判定なら、これこそレッドカードの恐れもありますがそれはなし、単純にPKがとられた意味が解らないのですがね。倒れたもん勝ち、演技したもん勝ちのサッカーだと思います。
とはいえ、大会通じて勝利なしは厳しいですね。もう失うものがない3戦目ですら1点が限界でしたし、あまり変化のない戦い方をして引き分けという結果に。海外組、オーバーエイジを考慮しても、納得のいく結果ではないでしょう。
もちろん、選手にも非があるとは思います。ファイティングスピリッツを感じなかったし、得点力というか、フィニッシュの部分ではかなり課題が見られました。ただ、それは監督からも感じます。
コメントにしても、やはり3戦目も選手の方がしっかりした印象を受けるし、とにかく変化を起こせなかったというのが全てでしょう。1度も使わない選手もいましたし、失うものないのだから、せめて観たかったというのが正直なところ。
こういう点が、ネットでも言われる無策というところでしょうね。名将と呼ばれる人たちには、多彩なアイデアと状況を変えるための勝負勘があると感じます。そして、今の代表監督には感じられませんでした。
結果を出せない場合は
擁護される方もいますが、やはりこのままでは厳しいのではと思います。重ね重ね、選手にも反省すべき点はありますが、選ぶのも監督なら戦術を決めるのも監督の大きな仕事。つまり責任はあるでしょう。
過去には成績という結果がでない監督に対して、交代を命じ実行した経験もありますね。あの時はゴタゴタになりましたが、今回の方がしっくりくるのは僕だけじゃないはず。というか、あの時の説明に納得がいかないことになりますよね。
本番前に監督交代して代わりがいるかどうか。という議論も当然ありますが、これまでにそれで成功している実績もありますからね。それに、これは日本だけの実例ではない。海外でもあることで、成績が悪ければ大会前でも普通に交代はあります。
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チャンスは数多くあった
ここまでに、チャンスはかなりありました。それでも成果が出ないならば、思い切った改革も必要ではないでしょうか。現状の限界がある程度見えてしまった。それがわかっただけでも今大会の意味は大きい。
成果を大きく変えるには、何か大きな変化を考えなければなりません。A代表も含めてチャンスは幾度もあったが結果は出なかった。それが現状の結果です。これをどう受け止めるのか、本番前に何が出来るのか。
ぜひ協会には考えてほしいと思ってます。一人のサッカーファンとして、個人的ではありますが意見を書かせてもらいました。
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