2020年安田記念はG1馬が10頭という豪華メンバーによる対決となり、レース前から盛り上がりを見せました。そんな中でも断然の人気を集めるのが、記録となるG1勝利8つ目を狙うアーモンドアイ。
昨年のリベンジと新記録を狙う1頭でしたが、結果は2着まで。勝ち馬グランアレグリアに差をつけられる形ですので、これは展開とかでなく単純なる負けかなという印象に。
勝ち馬に騎乗していた池添騎手はコーナーで目のあたりを負傷、稍重だったこともあり芝が飛んできたのが当たったと話されてましたが、心配になりますよね。ですがそれだけ本気で乗った結果ともいえる勝利。
あのアーモンドアイに先着したのですから、アドレナリン出まくりで痛くないかもしれません。恐らく今後診断結果なども発表されるでしょうから、無事であることを願います。いい騎乗でしたし、これはイイ仕事をしたといえるでしょう。
アーモンドアイの敗因は
色々考えられますが、まずはローテーション。中2週は結構不安視されていましたが、スタート後も進みは悪かったですね。相手強化もありますが、安田記念を目標に仕上げてきた馬に勝たれたという印象ですかね。
他にはスタートです。昨年もスタートでトラブルがありましたが、このレースとの相性は悪いようですね。今年も少し遅れる、ゲートが開く前に動いているようにも見えたので、これはタイミングでしょう。
また、本来の力が出せる条件ではないという説もあります。前走は圧勝でしたが、明らかに相手のレベルも違いますからね。また前日の雨が残っていた影響も多少あるでしょう、良馬場で距離延長なら逆転できて当然かなと。
ヴィクトリアマイルでアーモンドアイ復活!断然人気も応えました
グランアレグリアってどんな馬か?
アーモンドアイが注目されすぎたので、勝ち馬について良く知らない人もいたでしょう。ディープインパクト産駒で、母は完全なるスピード血統ですね。エーピーインディ系のタピット、ダートでも買える血統ですがディープと配合されスピードお化けに。
桜花賞を制していますが、その後は短距離を使い好走。マイルになりましたが調整さえうまくいけば相当な力を出せると今回証明しましたね。今後の選択肢が増えるような結果になったと思っていいです。
スプリントでも当然注目、マイルでも流れが向けば相当なスピードで突っ込んでくる馬。ディープ産駒なのでローテーションに気をつければ、今後も狙っていい馬と言えるでしょう。海外挑戦は面白そうですが、どうかな。
上位馬は今後も狙え
強い馬が強い競馬をしたのが安田記念の印象。ということで、今後もこの上位馬は狙ってよしと言えるでしょう。アーモンドアイも、例えば天皇賞秋とかいれば面白いですし。グランアレグリアは1200から1600で注目されるはず。
インディチャンプもまだ力は出せるでしょうから、特に1600では引き続きという事ですね。本命にしていた4着のノームコアもまだまだ走れるし、人気落ちするときに買って損なしと言えるでしょう。
強い馬をどのタイミングで買うか、これだけでも馬券で儲かるか決まるので予想の際には参考にしてみてくださいね。