ファミリーレストランのジョイフルが、約3割になる200店舗ほどの閉店を行うと発表しました。これはコロナウイルスによる影響ではありますが、同じ外食産業でも王将やマクドナルドはダメージなどが少ない印象。
考えてみれば簡単ではありますが、なぜこのような差が起こってしまうのか。そして今後についても少し考えを書いていくので、短い時間ですが楽しんでいってください。
外出規制が大打撃になったが
コロナウイルスによって、外での食事がかなり影響を受けました。夜の街が連日取り上げられますが、お昼でも大勢で集まって食事をすればかなり危険な状態です。中でも、緊急事態宣言中は補償もないまま店はオープン。
これではお客もほとんど来ず、ただ出費がかさむだけでしたし厳しい状況であったことは簡単にわかります。また、解除後も思うような集客が出来ず困っているところも多いでしょう。
コロナによる外出規制から、今度は大勢が集まる場での食事に対する危機感。この動きは外食産業にとっては厳しい環境と言えるでしょう。
マックや王将はイメージが良かった。
ジョイフルのイメージを悪く言っているわけではなく、マクドナルドや王将のイメージが良かったという意味です。その理由は「テイクアウト」にあります。
特にマックでは、普段からお持ち帰りをしている人も多いでしょうし、テレビやメディアではデリバリーの広告も多く行いました。これなら外には出るが、中で食事をする必要もなく、外食したいという人の心配を払いのけることが出来ました。
王将も悪くない成績を残していて、これもお持ち帰りのイメージがある人の多かったことが原因ではないかと思われます。これと同じレベルを認知させるには、すぐには出来ないことですし、今まで行ってきた会社にとっては救いとなったワケですね。
スーパーも似た印象
大型スーパーも実は苦戦傾向にありました。営業時間の調整は当然、店内は飲食の販売のみに限られるなど、集客するための武器を制限されていたからです。つまり、これなら地元の小さなスーパーでもいいのでは、このように考えられたのです。
なのでコロナウイルスの影響があるうちは、このような場所を求めるお客さんが多くなるという事ですね。パッと行ってパッと帰られる。そんな場所がしばらくの間は求められるでしょう。
外食も同じで、店の味が楽しみたいが、まだウイルス感染が怖いという人は大勢いるはず。増えていますが、弁当の販売などを行い、同時に広めるための作戦が必要になってくるでしょう。