4月の最終週でしたが、以前書いたようにアメリカではアップルやフェイスブック、マイクロソフトやアマゾンといった主要な、そして大注目の企業の決算ウィークでした。メディアでも伝えられてますが、多くの企業が好決算であったと。
昨年の場合、こういった好決算を出した企業は株価高騰、20%以上の伸びも見せていましたし、大盛り上がりでした。では、今年の場合はどうか。なんと株価が下落する企業もいくつか見られました。
実際、大手で言えば僕も保有するマイクロソフト、好決算でしたが売りが強かったですね。今週はマイナス3%程度でした。また、アップルも終わってみればそこまで伸びずマイナス。超好決算のFacebookやアマゾン、アルファベットがプラスでした。
ハイパーグロースではピンタレスト、これが2桁マイナスなので売りがかなり強かった印象です。ツイートも見てましたが、叫び声が聞こえるくらいの下がり方、まるで滝でしたね。でも、好決算でしたよ。
つまり、市場が求めていたのは超高成長だったと。Facebookが強かったのは、ガイダンスも強気だったことは大きいでしょう。普段あまり強気な姿勢は見せない企業なのでサプライズ的な要素もあったワケです。
この結果から見えてくるのは、昨年のような投資への熱は今年は無いという事。ザックリ言えば多くの人が儲けられた昨年のようなイージーモードではなくなり、ノーマルモードに戻ったという事です。
お金を使う先がなかった昨年と違い、特にアメリカですがワクチン打って人が外に出始めてます。投資ブームは終わりを迎えたんです。なので昨年のようなイメージで投資すると退屈だし、すぐに儲けが出ないので焦る人も出るだろうと。
しかし、これはノーマルモードに戻っただけ。昨年はボーナスステージで投資が終わったという訳ではないんです。なのでスタンスを大きく変える必要もないでしょう。
ただし、もしあなたが難しいと感じているなら、その場合はVTIやVOOといったETFにお金を入れておくのが賢明でしょう。今年は難しい、なのでこういった世界やアメリカの成長に広く投資できるETFは今年有利かもしれませんよ。
個別銘柄を狙うなら、急激なアップを求めず、粛々と状況を見て動いていきましょう。株価の動きが退屈でも、焦る必要はないんです。正直銘柄によっては、今買い場を提供しているという判断も出来ます。例えば先ほどのピンタレスなど。
もし時間があれば、企業研究や決算を見て、下がった時に買おうという企業をリストアップしておきましょう。今はマーケットが落ち着いています。投資する人間も、ここは落ち着いて行動すると大失敗は避けられるでしょう。勉強時間と買い場を提供してくれています。
アメリカ株への投資初めてという方には、オススメできる1冊ですね。動画サイトやブログでも有名な方なので、参考になると思います!