10月13日の米国株と、14日の日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウが2.83%の上昇、ナスダックは2.23%の上昇という事でめでたいですね。
大事な発表でしたインフレ指数ですが、パッと見は悪かったです。なので発表後に株価が下げた時は、まぁそうだろうなという感想でした。が、気になっていたのはVIXです。これがずっと下げてたんですよね。株は下げるけど、恐怖指数も下げていたと。
その後に株価は上昇しているので、なるほどこういう事かと。今回は前から書いている通り、VIXが指数発表までに上昇しており、ここ最近とは違う傾向でした。今月はFOMCもないので、ある程度先が読めれば株買いたい人が多いのかも。鬼の居ぬ間に投資という感じ。
ただしそれが上昇理由なら、そこまで続かないだろうと。結局は来月に下げる材料があるわけで、時期も短い。ミネルヴィニ氏の予想ですが、過去のデータを見る限りは下げ幅は残すところ限定的。それも下げたので、10月後半からは上昇するだろうと。今の感じだと可能性ありますね。
インフレ指数も数字は悪いですが、良いところを探せばピークはやはり過ぎたと。もう退治が見通せない状況ではなくなったので、投資できるんだと判断された可能性はありますね。
14日の日経は当然ですが上昇です。ファストリの上昇は大きすぎますね、かなりの影響があったのですから、強い上昇は納得です。アメリカの先物も上げているので、休み前ですが安心して買われたと。
VIXの話をすると、結局期待していた急激な上昇は見られず。これが後にどう影響するかは、実際に起こらなければ予想は難しい。ジワジワ下げるのか、もう株価はそこを行ったのか、どちらでしょうかね。
FOMCが少し先の話になり、重要な指数も無いとなれば相場は通常運転。ここでの通常となれば、当然決算ですよね。ドミノピザは決算後に上昇、久しぶりに良い動き見たなという印象ですね。日本の方が、決算後良い動きが多い印象あります。
ここからは金融関連の決算が続くので、これは見逃せない時期です。また、そこの数字を受けてどういった発表がCEOなどから出てくるのか、来年に向けての考えや見通しをしっかり聞く必要があり、不安が強まるとセクターだけでは済まない話になるかも。
先週の月曜や火曜同様に、トレンド転換を示唆する上昇とは考えにくいので、冷静に判断を。上昇に置いていかれる恐怖よりも、実際に出る損失にビビりながら投資しましょうw