株・投資

1/19米国は投資基準を変更か!金利下げても株価下げで決算重要

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1月18日のアメリカ株と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは1.81%の下落、ナスダックは1.24%の下落と久しぶりですが両方ともある程度の下げ。辛いですね、ついでに為替の影響もキツイ。

日経は大注目だった日銀の発表でしたが、前場はそれを見据えた動きで、後場で発表を受け下げていた銘柄なども買われました。2.5%程の上昇でしたが、やはり一気に円安に動いた影響ですね。政策に大きな変更なしで安心の買戻しかなと。

金利が下がったことも追い風ですが、銀行株の動きを見ると、先延ばしなだけで依然として買いだろうという狙いも見られます。個人的に、むしろ銀行株は延命したのかなと、こういう上げ方は、噂で買われ事実で売りが入る印象で、少し怖いですね。

さて、アメリカに話を戻しますが、この日は大きなイベントが3つほど。2つは指数ですね、PPI、小売売上高が発表されました。どちらも予想以下で、個人的には消費の落ち込みが凄いなと言う印象。それを受け、一度は景気後退もあって株がむしろ買われました。

事実ナスダックなどはプラススタートでしたからね、テスラなどは3%以上の上昇スタート。この流れは強いかと思われましたが、ブラード氏がタカ派発言したことも受けて下落。この日だけでは判断難しいですが、下げに関しては1つの理由とは思えません。

まずダウはオープン後から弱く、ナスダックよりも上で動いていた事も含め利確や資金の移動を行っていたとも考えられます。また、それに加えて指標により経済が弱く、ダウは影響受けたとも思います。

一方のナスダックは、それこそ資金の移動や金利の低下で最初は買われた印象。しかし利上げ懸念や一旦の利益確定も理解できるので、弱くない流れの中でのちょっとした調整にも見られますが、ここからの動きを注視

さて、これは日本でも変わらないですが特に今回の決算は覚悟が必要かも。これまでも重要で、弱い数字かもしれないと思われていましたが。今回に関しては、指標を見ても数字が悪くなっているので、注意が必要ですね。

ここまでは利上げ幅の縮小へ向け、経済が弱くなれば株が買われる相場でしたが、それが変わりそうに感じたのが昨日の動き。経済は少し弱まり、厳しくなってきている企業が増えてくるフェーズに入りました。

これまで歓迎された事態ですが、個別株で見れば決算は重要視される。つまり、経済全体は弱くなってほしいが、稼いでいる企業が結局は買いたいという、都合のいいような話ですw

この難しい局面を乗り切れた会社が今後生き残り、今のアップルやアルファベット、コカ・コーラなどになっていくというのがこれまでと同じ歴史、アップルなどのハイテク企業は、コーラなどに比べると若いので、もしかすると最初の試練かもしれませんが。

バフェット氏が基本投資する会社は歴史があるものが多いですが、こういう時に強いからですよね。厳しい言い方ですが、ふるいにかける時です。特にアメリカは循環が激しいので、ここで生き残った企業は強いはず。

それを探す1つのヒントが今回に限らずですが決算でしょう。次に訪れる素晴らしい投資環境に向けて残る企業を探す作業、ぜひ優秀な数字を残す企業を探していきましょう。

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