4月9日ですが、まず振り返ると金曜日の雇用統計後は株価が比較的上げています。ただし金利もある程度上がっているので、相場としては強気になれず。一方で、悪くない数字でも株価は上げました、金利上げの株上げですが、意識はCPIに移ったと言えます。
それからアメリカは15日が確定申告の締め切り、ある程度は利益確定や損切の動きが落ち着くころかなと。とはいえ、もう1度くらいは大きな動きはあるでしょう、当然水曜日ですよね。
9日の日経は面白いほど出来高を失い、場中の動きは本当に薄かったですね。株価は上げましたが、信頼できるほどの出来高もなく、比較的売りと買いの一方通行相場かなという印象です。短期トレーダーの儲け時という感じでしょうか。
9日のアメリカ株がスタートしましたが、一応上昇で始まっています。今日で言えば、最後に調整の売りがあっても不思議はないので、頭には入れておきたい。想定しておけば、それ相応の対応が可能なので、焦りもないでしょう。
最近の流れで言えばラスト1時間、ここは注目ですね。反対に売りが強くなければ、少しマインドが回復している、相場にお金が入っていると言えそう。同じく日経も明日は似た感じで見れるといいですね、最後の調整の動きは想定しておきたいです。
金利上昇でラッセル、日本ではグロースが軟調。一部を除けば、かなり弱いというか大きな調整下げを受けていると思います。これはCPIの結果次第で救われるかが決まります。
それからいよいよ決算ウィークになります。日本ではファストリ、アメリカでは大手証券や金融の銀行など、木曜から金曜にかけてスタートしていきます。4月相場は基本強いですが、今年は弱いはずの2月が強く、少しアノマリーはずれている可能性があるので注意。
今の相場は、実は全体的には悪くない動きをしており、主役感のあった半導体と仮想通貨が調整しています。それでも指数は耐えているので、入れ替えを感じさせます。再び調整後にブレイクがあれば、もう1度上昇が期待できるので、決算含めそのあたりも見ましょう。
まずは15日までは様子見というところで。戦争リスクもまだまだありますしね、金利と原油の動きなどにも気を付けつつ、相場を見ましょう。多少の調整下げは、今は材料あるので仕方なしですね。