1月24日のアメリカ株と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.31%の上げ、ナスダックは0.27%の下げで終了。日経は1.46%の上昇、ドル円の動き安定で買われやすいですね。
この日はPMIの発表やマイクロソフトなどの決算があり、先物は比較的弱めでしたが、終わってみればそれほど。指標の発表が少ないもの影響していますね、ここを超えれば比較的安心という事でしょうか。
では、マイクロソフトの決算についてです。最初に売上と利益が発表された際には、株価上昇だったようです。利益は予想より上、売上は少し下という事で、やはりある程度は織り込んでいたという事。しかしその後の会見、ガイダンスの発表ですね。
これが結構弱い数字を出してきたと。その結果時間外では終わりが1%のマイナス、ナスダックも少し下に反応しているように見えるので、嬉しい材料では少なくてもなかったと。ただまぁ、これもある程度は理解していたと思いますけどね、市場が開くまではわからないと。
この流れで次は直ぐにテスラが待っていますが、これも決算前に材料は沢山出ていたので、それらを受けての発表です。主に中国絡みのニュースは多かったので、個人的にはその部分と、それよりもニュースの少なかったアメリカでの売り上げなどが注目。
あとは、2月の始めにFOMCがあるので当然注意。ここまではインフレ退治にある程度進んでいるので、報道されている通りの利上げ幅縮小などがあるかどうかが最大のポイントでしょうね。
加えて、突然の利下げ発言などがあれば過去を見る限りは注意と。結局経済が厳しくなれば、株は売られる方向に強いので、相場は良くならないと思うべきという話。今までは景気後退が歓迎でしたが、いつまでもそれでは、結局良くないという事ですね。
難しい話ですが、ソフトランディングが出来るかどうかです。当然関係者は可能だと以前から発言していますが、過去を見るとかなり難しいです。過度な期待は相場に影響を大きく与えるので、出来たらいいなくらいがちょうど良さそうですw