8月21日の日経が終了しましたが、先週の振り返りと今日の動きを見つつ、今後について簡単に書いていきます。日経は上げましたね、あくまでも印象としては売られた分の買戻し、出来高もそこまでで、一部の人の取引と判断。
しかし、中国リスクで再度揺れた先週の株式相場、少しは落ち着いたなと思います。思えば、そこまで新しい材料でもなく、また中国国内は大変でしょうが、それがアメリカや日本に影響をどの程度与えるかは疑問。個人的には、現時点ではそこまで大きくないと思いますが。
中国は利下げ、これで日本だけが利上げしていないとか言われる筋合いも無くなりましたね。だって、もう利下げまでした国があるわけですから。とはいえ、様々な観点から見ても、利上げを全くしないのは厳しい。生活にも影響出ますから、声が大きくなれば無視は出来ない。
ですが、アメリカの金利の動き含め、発表されるデータは強い。つまりアメリカも、まだ利上げを止めることは出来ないのではないかという予想が出ています。ドル円が上がるのもそれが理由で、金利が上がりドル円も反応。ナスダックの下げを見ても、一応理解は出来るはず。
8月は危険な相場、素晴らしい格言でしたね。まだ終わりませんが、本当に8月入ってからナスダックは一度も良い動きをせず。エヌビディア次第で最後変わりそうですが、まとまった資金の入りもなく、ダラダラ下げた結果の8月相場。
アップルの決算はキッカケにしかすぎないと思います。そもそも、次のiPhoneへの期待から、今回はそこまで買われないだろうという見方がほとんど。大きく株価崩れたわけでもないので、それが原因の相場ではないと思います。まぁ利確したかった人へのきっかけを与えたと。
日本もドル円の影響は薄くなっており、円安でも下げる日はあったので、今はアメリカ同様ダラダラ下げの強くない相場。無理して投資すると、翌日下げて売れば少し上がっての繰り返し。ただ、全体的にはナスダック同様下げましたね。半導体の寄与度が大きいのが原因でしょう。
ナスダックはRSIがかなりの低水準にあります。今年の3月の下げの時以来ですかね、あれから上げたので、そろそろ投資したい人も出てくるのでは。そうなると、中国の報道での売りがセリングクライマックスになり、その後上がったと言われる可能性はあると。
ただし今週はエヌビディア決算に、イベントはジャクソンホールと多いので、強気の資金の動きは見られないだろうと。エヌビディアは相場作りそうですよね、自分の使うツールでは一応今はダウントレンド、決算では関係なく動くので、むしろ直前に強気よりは良いかも。
ナスダックは週足で見ると下髭を今回付けたので、その点ではこの2週間よりも良かったですね。ただしもう少し時間は必要な印象で、小動きの調整からブレイクが理想ですが、やはり決算やイベント次第で急騰や急落の可能性は頭に入れておきたい。
当然現在は相場は弱き、50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これも約3割程度なので、キッカケ1つというところ。先ほど紹介したように、QQQなどはRSIが低い水準で上がる可能性は見せているので、ここでいい材料期待して今週は見ましょう♪