9月25日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。振り返りですが、3指数とも上昇しました。ですが中身を見ると、ここ最近のトレンドとは少し違う動きになっていますね。
まずTOPIXが1番上昇幅が小さかったわけですが、これは高配当株が一部売られたからでしょう。マザーズや日経225の特に半導体関連などが上昇、ここ最近悪かった薬品も買われ、お金の流れが、これまでと少し変わりました。指数の違いはここに表れていますね。
今週は多くの銘柄が配当権利落ちを木曜に控えています。ここを目指しての値動きが、特に配当株、利回り3%あたり以上の銘柄は特に意識されるでしょう。自分も、チャートが悪くなくても、少し入りにくいという印象で、どうせ入るなら、その後の押し目を待つ程度でしょう。
今日売られたのは銀行株、保険、船などです。前の2つは配当意外にも、日銀関連で少し売られる材料はあったと思いますね。一応は利上げなどの意識もあって買われていたので。ただそれ以上に、船も下げているので配当株は売られました。それも、ここまで上げていた銘柄は。
薬品も配当いい株ありますが、ここ最近下げていたので買われたのかなと。半導体はエヌビディア様様、ここが上がると、日本の半導体関連も買われやすいですね。まさに国に関係ない主役といえるでしょう。
悪くない動きから、ウォッチリスト銘柄が増えるかなと思いスクリーニング。その結果、あまり変わりませんでしたね。要因は、まさに権利前の利確と下がっていた銘柄へのシフト。マザーズの銘柄がいくつか良い上昇しましたが、それでもかなり低い水準のものがほとんど。
という事で、もうしばらくは時間が必要そうな銘柄が多く、まだリストには入れられないと。また、半導体関連も同じですね。その他、今日上げた多くの銘柄は、まだトレンド転換したと言い切れないものが多い。妙味を感じて本格的に物色されるまでは、下手に手を出せないという印象です。
ただそれでも、これは良い相場のスタートですからね。少なくても、アメリカよりはいいチャートしています。本当に今はアメリカ株弱いですから。自然と日本株に物色が集まるなら、それは当然と思って良いと思います。ただし、配当には注意ですね。