11月1日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数とも上昇して終了しました。ポイントはFOMCとパウエル議長発言、そしてそれに連なる金利の動きでした。
FOMC前からいくつか指標が出ましたが、それらを受けてのパウエル議長発言がどうかでしたね。今回も発言までは油断できずでしたが、金利の据え置きなど予想通りの内容で安心感からの買いでしたね。
ダウとナスダックでは大きく上げ幅が変わってますが、これは金利の影響を受けやすいナスダックならでは。ハイテクが大きく買われるので、この場合は納得感ですね。木曜はイベント薄なので、大きな動きはないでしょう。
50日移動平均線以上の銘柄数ですが、S&P500とナスダックともに2割を回復。まだ少ないですが、確実に回復へと向かっていますね。そろそろ次の先導株がぽつぽつと候補が出てくる頃でしょう。
SPYやQQQは久々に日足でも出来高それなりの上昇。まぁイベントが大きかったので当然ですが、これは良い兆しですね。ただし週足ベースでは、まだ調整が無いので少し不安ですが。ある程度上の部分で調整が起こる可能性は、今は出てきてます。
例えばSPYの427あたりとかですね、比較的分かりやすい様なラインもあるので、ここまで一気に上げて調整する可能性もあります。実は日経に関しても、似たような動きになる可能性があるので、弱すぎる相場ではなくなっているかもしれません。
こうなると気になるのはアップルの決算。これが相場に与える影響は相当なので、ビッグイベントの1つでしょう。例えば中国関連の影響、これらも見られるかもしれません。これが終われば雇用統計がラスボス的な感じでしょうね。
まぁ今週に関しては、株に関してここまで悪い材料よりもいい材料が多いので買われやすいかなと。決算でもそうですが、今の高い金利を維持するだけの材料も減ってますしね。ただし、動きを見るに、まだ下がるようにも見えないので、そこは注意かなと。引き続き上下がそれなりにある相場かなと思います。