4月16日の火曜日ですが、今週は特にぼっこぼこの週になりそうですね。先週も同じですが、とにかく地政学リスクの高まり、イスラエルとイランの戦争に関してヒリヒリした展開が続きます。まぁ、イスラエルがとにかく辞めないのでね。
月曜日で米国の確定申告は終わり、少し相場の変化を期待しましたが、それ以上の材料があるので残念望み薄。エックスでもポストした通り、利益のある銘柄の確定を自分も行い、新規ポジションは少し様子見で我慢しました。例えばメタなんて、本当は数日前に入りたかったですけどね。
恐怖と欲望指数はかなり弱気に近づき、昨日で恐怖へと変わりました。来ましたね、VIXも似ていますが、これは10月以来の事で、結果的には去年はここが底でした。とはいえ今回は金利も高まっており、株売りの材料が多い印象、覆すには、もう世界の安定か決算によるサポートしかないでしょう。
ある意味では、これで上がりすぎた株が落ち着き、多少は決算のハードルが下がったとも言えます。確定申告も終わり、集めた資金をどこへ移すか、それが確認したいですね。比較的、今回はファンドも引き上げたみたいなので、流れる先は知っておきたい。時期的には当然決算です。
決算の良い金融株はこの下げでも買われているように、好決算でも売られるという相場でもないはず、これは毎回書いていますが、嫌いではない環境です。本当にやばい時は、なんでも売りの材料にされるので。
50日移動平均線以上の銘柄数ですが、ナスダックは2割台へ沈み、S&P500も3割台へと落ちました。さすがの恐怖感ですね、もう少しでVIXは20、これも10月以来でした。通常上昇トレンドならば、20レベルで買いポイントにはなります。
ただし、個別株を見るとすでに200日線ラインまで落ち着いている株も見られ、この中から先に上昇できる株が先導株になる可能性はあります。40週移動平均線でもいいでしょ、このレベルの銘柄がチラホラ散見されるので、今は弱いですがチェックしておきたい。
日本もダメですね、円安以上に地政学という雰囲気。リスクオフです、この環境で原油もパッとしないのは気になるところ、キャッシュイズキングでしょう。自分もこれで現金は65%程度に変わり、備えています。
日本株は現在、3月中盤の水準で推移、まだ崩れるほどの下落を見せている印象はありません。ただ窓開けも多いので、チャートが落ち着くのを待つのもあり。現金に余裕あれば少しずつ買い、我慢できる人は明確なブレイクを待つのもアリでしょう。買いはゆっくり、売りは素早く、ですね。まずは戦争の行方を確認です!