5月24日の相場を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、エヌビディア決算後の値動きは9%以上の上昇。素晴らしい発表でしたが、市場の値動きは悪い。結果的に3時間程度下げていました、利下げが遠のいた他、利上げすらも織り込むという動きですね。
正直な話、個人的にもそこまでの利下げは出来ないと思っています。そもそも、株価最高値での利下げとは、どういうことなのか、仮に行えば歴史の資料になりえるでしょう。通常で言えば、利下げでは最初は株下げが基本、まぁ今回高値で考えれば、それは自然な動きかも。
一方で選挙もあるので、判断が難しい。特にアメリカはここを崩して勝利は考えにくいとされるので、頑張るのではないでしょうか。日本は株式投資の人口が少ないので、アメリカほどではないでしょう。それでも、正直もっと早く選挙すればよかったのにと言いそうな印象はありますね、4万円だったのにと。
日本の行動には主体性がなく、アメリカの動向を見て遅れた判断のみ。これは経済は耐えるだけで、成長は正直難しいでしょう。実質賃金やGDPは下がっており、こちらもそんな中での利上げは、ある意味歴史に残るかも。
さて、アメリカ株はエヌビディアのみ良かったくらいで、ほぼ負けですね。関連銘柄もむしろマイナスになったところがあり、利益確定の売りなどに押されました。注目度と反比例ですね、こういう時ほど大したことにならない。指標なども同じですね。
決算注目していたら、FOMC議事録に利下げどころか、利上げの文字すら入っており、そちらが強く織り込まれています。これにより、また指標の数字1つ1つが意識されるでしょう。しばらくはイベント相場というか、これらの数字に右往左往するはずです。早く期待しすぎた利下げの想定が消えることを願います。彼らが簡単に手放すのでね。
日本はむしろ利上げしか選択肢がないので、あとはドル円の話。円安でも投資されないのは、警戒感であり、アメリカだけの影響ではないはず。いつ介入するのか、157円なので意識は当然される。日米ともに、今は脅されていてビクビクしているという印象ですね。
日本は当然指数の条件クリアならず、まだ3週間程度必要、もっとかも。アメリカは一応クリアしているのでウォッチリスト作りを行っていますが、実はまだ短期投資は出来ておらず。結構変動するのでね、またブレイク後の値動きも怪しいので、厳しめに判断しています。