3月5日の水曜日、相場振り返りと今後について簡単に書いていきます。まず主役はトランプ大統領で、完全なる政治による株価の上下。結局関税をかけるのかと、再び下落したのが今回で、昨日はそれをやめる、軽減する用意があるという発言が出て少し上昇。
今回、政治での乱高下がひどいけど、トータルで見れば圧倒的に下ですよね。なので高がないのですよ。数日前の暗号資産も、結果ドッカン下げなわけで。なぜなら、相場は長い歴史で同じですが、不透明感が一番嫌いです。嫌なことも過ぎれば織り込んで買われてきたのが今までの歴史。
今回も、少し悪くない関税の緩和の話が出てますが、もう信用が相場を見る限りは薄い。すでに就任時よりも株価は下げており、少なくても投資家の心理は懐疑的。となれば、次の行動はこの下げをマイルドにして、上向くように変えていくこと。特にアメリカは日本以上に意識される株価の動き、トランプ氏も同様かなと。
ただ注意点はいくつか決算がある事。クラウドストライクが苦戦、苦しんでいそう。プレでそれなりの下げ、ここにきての下げは嫌ですね。
トランプ大統領が意識するのは2年後の中間選挙。早くもスタートで出遅れた株価の信頼が、どの程度治せるかを今投資家は見ていると思います。そう、こんな状況になった時あなたはどう行動するのかとね。その結果次第では大暴落もあるでしょう、今は正直調整の範囲内。
なので、現金それなり待機は大正解、チマチマ下値で買うのはアリですが、資金は限定して、明らかなトレンド転換で勝負しましょう。22年はエヌビディアが半額になりました、安すぎるという事はないのです。テスラはすでに高値から半額気味ですけどね、これはこの銘柄では定期的に起こることです。
なので、銘柄の傾向にも注目ですね。特にPERが高い成長期待株は、短期で大きく動きます。HIMSなどもそうですね、この辺りはリーダーからの調整が今なので、幅が特に広い。ちょこちょこ拾うのはアリ、でも命大事にで勝負所に資金も残しましょう。耐えられる金額、まさにこれが大事ですよ。

