グループ突破を確定していた日本は、3戦目に大幅なスタメン変更をやはり行いました。
正直な話、ウズベキスタンの2戦目を見て、勝てないのではとさえ思っていましたよ。
しかし結果は2対1の日本勝利。
南野選手や堂安選手など、スタメンを使わずの勝利でした。
ネットでも見ても、3戦目が一番動きが良かったという意見も。
やはり緊張感とか、スタメンを目指すという気持ちがあったのでしょう。
ただ、やはり不安という感想を覚えた選手も。
良かった点と、悪かった点を見てみようかなと思います。
ウズベキスタン戦でよかった点
まずは勝ちきれたこと。
これは素直に評価したいですね。
2戦目は何とも言えない感じだったので、3戦目で吹っ切れた感じです。
1点目は室屋選手がかなりうまかったと言えます。
この日長い時間活躍できていた選手ですし、あのポジションを脅かしてほしいというところ。
能力は高いと思うので、このまま成長してくれれば代表は確定ですね。
そのパスからヘッドで決めた武藤選手はさすが。
2戦目ではあまり触れなかったが、海外プレー選手の力を見た。
タイミング、当たり所、よかったですね。
2点目はワールドクラスと言ってもイイ塩谷選手のシュート。
あれをゴールの枠に入れるのだって、結構難しいんですよ。
確実におさえ、切り裂くシュートは目が覚めましたね。
相手選手が倒れるというアクシデントの中でしたが、躊躇はいけない。
自宅近くのホームと呼べるスタジアムで、塩谷選手が点を取ったことは大きかった。
呼んだ甲斐があるという感じですね。
あとはシュミット・ダニエル選手も良かった。
そこまでプレーは見られませんでしたが、防いだこともありますしね。
連携という点では、ディフェンス全体に言えること。
日本のキーパーで190センチ以上は武器。
必ず役に立つときが来ると言えます。
今後の課題
3戦全体で言えるのは、ディフェンス面ですかね。
ウズベキスタン戦でも、後ろの選手たちの連携が崩れる瞬間をよく見ました。
後は、作戦なのか、プレスが足りない感じも。
結構シュート打てるくらいに空けて守備をしているんですよね。
当然スルーパスをすることも可能だし、後ろをとられることも多く見えた。
決定的な場面も作られてましたから、課題ですね。
あれだけメンバーを変えると、仕方ないかもしれないですが。
それと、ウズベキスタン戦を見ていて乾選手はもう少し実践を経験させたい。
ワールドカップの時のような、キープが出来ていなかったように感じます。
パスも通らないことがあり、思うように出来ていないのでは。
柴崎選手もそうでしたが、実践から遠のくと厳しいというのは感じます。
この大会中でどこまで戻せるか、期待と不安ですね。
戻れば、これほど頼りになる選手もいないのですが。
確実に勝っているという事では期待
とはいえ、ここまでは全勝。
結果良ければいいという事で、一安心といったところか。
しかし、ここからがアジアカップの怖さ。
調子のいい国が当然、上がってくるのですから、どこも安パイではない。
短い期間で複数の試合をこなす大会。
どのように戦い、勝っていくのか。
世界を目指すうえでは非常に大切ですよね。
全員の力で、乗り切り、優勝してほしいと思います。
頑張れニッポン!