10月5日の米国株と、6日の日経を振り返りつつ今後について簡単に書いていきます。まずはアメリカの振り返りですが、ダウは0.14%の下落、ナスダックは0.25%の下落となり、指数は下げています。が、かなり少ない下げですよね。
スタート直後からの動きは売りが強く、VIX指数もかなり上昇したのですが、終わってみれば戻ってましたね。調整のような動きになり、売られれば買われる動きありという感じ。ここまで売り一辺倒でしたが、買い一辺倒になり、昨日は両方の動きがあった。
強いセクターは最初からエネルギー関連でした。金利の上昇もアリ、ヘルスケア関連も弱くないように見えました。今年全体を見ても、王道というか金利を中心にこの辺りの銘柄は結局悪くない動きですよね。特に原油は報道で大きく動くので疲れますが、強い時は本当に強い。
巨大テックの動きは指数同様で少なく、買戻しで最終的には大きな変動なし。テスラが目立ちますね、3%以上の下げで、これはツイッター買収のための資金で一部売られるという予想もあるでしょうか。決算前に動くのは辛いですね、余計に損切りされそう。
6日の日経は上昇、良い動きですよねアメリカ下げでも上昇するレベル。ただ指数よりは強い動きと感じられず、下げる銘柄も多かった印象。利確や損切で売られる銘柄もアリ、判断の分かれ目ですね。全体的には強い相場とは言えないので、この辺りでジャッジが必須。
短期的な動きでは、VIXの動きを考えると株価は上げそうですけどね。そろそろ決算が本格化、今のところは悪いことばかりなので、覚悟のうえで挑みたい。必須なのはストップロスの設定ですね。
相場環境が悪い場合は、たとえいい数字でも売られることがあるので注意。これが株の難しさで、昨年までのような相場なら、大抵の決算が好感されちゃいます。利益無くても将来への投資だと。それが今だと、利益無いならポイだと。政策も関係ありますが。
アメリカはストップロスもないので、メタのように40%下げたりなど決算の怖さが巨大企業でも関係なく見られるのでリスク管理は徹底。厳しい目で見られている今こそ、損切仕方なしで投資していきましょう。全力買いも、決算前は避けたいですね。