10月の相場が1週間終わりましたね、振り返りをしていきましょう。まず日本株は相当売られた3週間ですが、下げ幅は苦しいものがありました。一部個別銘柄では反発などがありますが、これがなければ相当悲惨でしたね。
一方のアメリカは、そもそも日本よりも先に落ちていましたから、動きが少し違う印象です。日経などは配当なども含め、少し違う相場をしていましたが、売りが多くなっています。そろそろ次の配当狙いの上げを窺う買いが入りそうですが、環境次第。
まずは戦争が起こったことによる警戒感は出るでしょう。原油価格はパンッと反発しており、この勢いがどの程度かは見る必要あり。インフレに影響あるので、今後の金利が左右される可能性もあります。現状は深刻化しないという予測ですが、ロシアの時も聞いた記憶。
結局は見て判断ですが、憶測だけで行動しないことですね。そうなるとギャンブルですから、粛々と両方の可能性を考えて行動する、金額の配分を決めるなどしましょう。
アメリカ株ですが、1週間を振り返ると底堅いです。特にナスダックは週足で小動きが続いており、ある程度次の相場へ移りそうな印象。もちろん、それが上昇とは限らず、改めて強烈な売りになる可能性も注意。
ダウはどっちとも判断が難しいチャートで、少し遅れた動きになると思っています。売りを考えている人が多そうなチャートにも見えるし、少なくても直ぐに買いが入るようには見えません。やはり強いのは、巨大テック含めテクノロジ、ハイテクの分野でしょう。
50日移動平均線以上の銘柄数ですが、ナスダックが久々に2割回復。S&P500が17ですが、まぁ両方とも低い水準ですね。ですがいつも市場が回復すまでは一部の銘柄が引っ張るので、今で言えばエヌビディアなどが上がりだすと、自然と回復もするでしょう。
今警戒すべきはインフレ、金利が引き続きと戦争の影響ですね。アメリカが関わってくる事態になるのか、資源などの高騰はあるのかなど。少なくても、今世界は混とんとしてきていますので、カンカンの強気は警戒。無理せず資金管理の徹底を。