12月29日のアメリカ相場と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは1.05%の上昇、ナスダックは2.59%の上昇と良い感じの戻しを見せました。日経は0.94%の下げとなっていますね。
アメリカは失業保険申請件数などが発表され、これ自体は予想通りの数字でした。が、継続人数などが最悪に近い数字らしく、どちらかと言えば景気後退やインフレに対して少し意識が緩くなると判断されたのか、株は買われました。ただし、数字自体は偏っていないので、単なる下げからの買いというパターンかもしれません。如何せん、機関が少ないので。
この日の主役はテスラでしょう。8%を超える上昇を見せ、ボロボロだった今年の株価を考えると多少戻っているのは良い傾向かなと。もうテスラもアップルも、とりあえずは6月の株安を割ったので、ここからが重要ですからね。
その他も上昇した銘柄が多く、全部を取り上げるのは無理ですね。半導体もエネルギーもバイオもほぼ全体的に上げています。が、最後の方はさすがに調整のような動きで売りも見られましたが、良い動きでした。
ただこれが続く相場なら、今年これだけ下がっていないのでね。全体的には当然ですがまだまだ弱いと思いますので、気を抜かないことですね。
さて、日経についてですがこの日は配当の権利落ち日という事で、特に配当銘柄は大きな下げも見られました。チャートに影響出るので、数日の間は上に下にもみもみ動くというのは予想しておきたい。
また円安で買われる傾向にあったので、今のようにまた円高が進むと買われることも多少減るのかなと思います。アメリカとは動きが変わってくる可能性もありますね。方向は同じでも、強さに影響はあると思います。
さてこれで残るのはラスト30日の相場のみ。アメリカはこの2日間がクリスマスラリーのメインだと言われるそうですが、まず1日目はクリアですかね。日本の場合は年初の動きが一番の注目かな、少しずれますが期待はしすぎずに、でも多少は楽しみに見ていきましょう♪