12月14日のアメリカ株と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.42%の下げ、ナスダックは0.76%の下げとなりました。FOMCというよりもパウエル議長の発言が最大の注目でしたね。
相場の話の前に少しそれますが、昨日はツイートしていた通り忙しくてですね、記事を更新できませんでした、申し訳ないです。それもCPIというビッグイベントあっての事なので、これは大変なことだとは思いましたが。
一通りイベントは通過したので、僕自身も一安心、相場もビッグイベント終わりましたし良かったですね。
では相場に戻りますが、一昨日は指数発表で上昇しましたが、それも弱かったですね。ナスダックは一時4%程上げていたと思いますが、終わってみれば寂しい結果。テスラなどはマイ転でしたしね、昨日もそのまま続落と。
ただ、昨日の面白さはVIXの動きでしょう。さすがに緊張感あった上がり方をここまでしていましたが、イベント通過で一服。株価下げも恐怖指数が下げているのは、買いたい思惑もあるのかなと思います。
一方で、これまで書いているように下げ相場の終わりにはVIXの上昇は過去を見ても必要という事で、またここで戻るという事は、今年のようにジワジワ下げなのかなとも思わせてきます。これは嫌ですね、ただ下げ相場は上昇に比べると長くなるのも仕方ない。
コロナショックは短期的な急落で、その反動とも言える回復からの突破を見せました。もちろん、中身は政府のバラマキなど様々ですが、指数の動きなどを見て考えると、このように言えると思います。
日経は調整と言っていいでしょう。上げても下げても調整で、ボラが減ってきているのは良い傾向かなと個人的には思っています。良くも悪くも素晴らしい上げや、残念な下げがあまり無いのが、この相場の特徴です。
アメリカがガツンと下げても、日経はそこまで大きく下げない。その分、上げても上昇は少なくなりますが、それがメリットでも一応はあるので。今のアメリカを見ると、日本は強く見えてくるのが面白い。
これは経済成長などにも言えると思います。来年の経済成長に関するデータなどを見ても、海外が下げる中、日本はそこまで変化なしという予想も出ています。周りが下がって自然と上になるというのは、少し残念ですが、強みにもなるかなと。
ただし、バフェット氏のようにアメリカの成長を長期で信頼できる人には、アメリカは買い場の提供でしょう。重要なのは企業、その中身であり、株価が一時下がろうが関係ないのです。価値を理解できれば、今はスーパーのバーゲンセールだと。
そう考える人もいるので、復活して素晴らしい上昇を見せる銘柄は必ずあります。過去を見ればわかりますね。それが今は有名でない企業なのか、バフェット氏の好きな歴史ある企業なのか、それは各自で判断する必要はありますがね。
約2年間のバブル相場をコロナで体験しました。そして当然というか、1年では終わらないであろう下降トレンドの中に今います。歴史から学ぶことで、避けられる危機は必ずあると思うので、常にリスク管理をしつつ、相場に挑みましょう。時には休むのもアリです♪